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鳶水雲

里のひと:鳶水雲
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描いた絵や撮った写真を置いて
おいたり、思ったことを長々と
述べたいときに記事が増える
ところです。

Twitterもやっております。pixivIDは1540411。
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赤い実といっしょに
なんだかパッとしない天気が続く11月!今週末もヒドい有様ですね!鳥たちの渡りはもうだいぶ落ち着いた頃というのがせめてもの救い。でもやっぱ出掛けたいんですよね…。来週末はどうか!そろそろ一発好天をお願いします!今のところヤバそうですけどね!ただその分記事づくりは進められたので前回からあまり間を空けずに更新いっときますよ!
この記事では1月21日と22日に撮ったものを掲載。21日は真駒内で、22日は近所の街路樹で撮った写真です。ちょっと掲載数が多いのでそこだけ事前にお伝えしておこうかなと。


ではまず21日の写真から。とりあえずはとある鳥のウワサがあった真駒内の公園へ行こうとしたのですが、途中通りかかった街路樹のナナカマドにアトリがたくさん来ているのを発見。
アトリのオス


これはチャンスとシャッターを切り始めますが…暗い。1月の札幌、さらに南区にしては珍しく青空が広がっていましたがここはちょうど日陰。それでも数撃ちゃ当たる作戦でブレていない写真が撮れているのを祈りつつ撮影。
アトリのオス


朝早くでも日なたであれば太陽から得られる光量は十分なんですがさすがに日陰だとキビシい。背景のボケ具合はカンペキなので構図的には問題ないのですが…。
アトリのオス


去年の秋からアトリは紅葉したカラマツの葉との絡みや雪上採餌など様々なシチュエーションで撮影してきましたが、今回は特に撮りたかったナナカマドとの組み合わせ。これから先またいつこんな場面に出くわすかもわからないしとガンガン撮影。暗いけど。
アトリのオス


イチイの木にも飛んできました。でも食べてるのはナナカマドっぽい。そしてくわえてからの…
アトリのオス


モグー。ちょっとシュール。
アトリのオス


振り返ってみるとオスばかり撮影していました。このコは一見メスっぽく見えるコですが目の周りに黒い羽毛が見えるのでオスですね。ていうか3つ前の記事に載せたカラマツに来ていた2羽のアトリのうち、1羽をメスとしていましたがアレもオスですよね…。カオの黒い羽毛がほとんどありませんでしたがメスは黒い羽毛なんてアタマの頭側線くらいですし。というわけで訂正しておきました。
アトリのオス


めっちゃほおばってます。この辺はウソとかにそっくり。
アトリのオス


背景にもナナカマドがあると画面が映えます。撮ってるうちに少し明るくもなってきました。
アトリのオス


アトリを撮影中ヒレンジャクも飛来。なんだか上のアトリと似たようなポーズ。
ヒレンジャクのメス


ヒレンジャクたちはアトリから少し離れた位置に飛んできたのですがそこはバッチリ陽の光が当たる場所。朝日に照らされるヒレンジャクをしっかりと拝むことができました。
ヒレンジャクのメス


むしゃむしゃとナナカマドを食べています。正面顔ってなんかシメみたいだね。
ヒレンジャクのオス


去年の11月に見たヒレンジャクはまだ若い個体が多く羽毛もボサボサのコがたくさん見られましたが今回はみんな成鳥ばかり。キレイな羽毛!しっかりと伸びた冠羽!うーんイカス。やはり成熟した個体のほうが見栄えします。
ヒレンジャクのオス


食らいつく瞬間。カオコワいよ。
ヒレンジャクのオス


すごい勢いで採餌しては飛んで行く中、いい感じの位置に1羽が留まってくれました。喉元の黒い部分の境界が不明瞭、かつ下尾筒の赤みが薄いことからメスですね。
ヒレンジャクのメス


クイッとおしりを上げたところも。上よりも下尾筒の色塩梅がよくわかるかなと。
ヒレンジャクのメス


で、こちらはオス。喉元の黒い部分の境界がハッキリしているのがわかります。下尾筒もより赤みが強いですよ…ね。上のメスも朝日の影響でけっこう赤く見えちゃってるんですけども。
ヒレンジャクのオス


まだまだアトリもヒレンジャクの気配もしていましたがこの日の目的のため後ろ髪を引かれつつ公園へ。その途中のナナカマドにはウソが来ていました。グレーの羽、赤いほっぺがキレイ。けっこう好きなんですよね…ウソ…。
ウソのオス


色々と誘惑に惑わされながらもようやく公園へ到着。ウワサのあったあたりを探そうとした矢先、枝の上にごろんとしたなにかを発見。い…いたー!トラツグミ!初見!
トラツグミ


しばらくは枝の上でまったりとしていましたが、待っていると採餌を始めました。
このコもナナカマドがお目当てのようす。
トラツグミ


トラツグミはツグミ類の中でも特に見てみたかった鳥。ようやく念願が叶いました。
その名の通りトラ柄のような色合いをしています。
トラツグミ


季節は冬、しかも朝ということでトラツグミも寒いのかなんかすごいもこもこ。かわいい。
トラツグミ


その場からもあまり動かずナナカマドを食べます。あ、舌が見えてる。
トラツグミ


雪を食べて水分補給もしていました。レンジャクのなかまやウソなどと同じですね。
トラツグミ


ちなみにこの日はなんと2羽のトラツグミが同じ場所に飛来していました。
このコは上のコとは別個体です。
トラツグミ


胸の斑の位置の見え方は体勢などで変化しますし個体識別は大変なんですが…わかりやすいのは目の感じかな。上で載っけてるコよりもこのコの方が丸っこくてくりくりした目をしてます。よく見るとアタマの模様の感じも差があるんですが文章にしてもわかりづらいのでそこは割愛。
トラツグミ


極力空抜けを回避していたのですが適度に枝も入っていますしこの程度なら問題なさそう。たくさん写っているナナカマドにもうっすらと霜が降りており、冬の朝早い時間を表現してくれてます。
トラツグミ


再び雪を食べる。食べこぼした雪が落ちているのが見えますね。
トラツグミ


枝の上でふわもこ状態でまったり。トラツグミはツグミ類中最大なので平常時でもそれなりな大きさですが、こうなるとさらに大きく見えます。ただツグミ類中最大って一体どんだけデカいんだ!?とちょっと期待してたんですがそこまでは大きく感じませんでした。まあ標本を間近で見た時はかなり大きく見えてはいたので、いざツグミなんかと並ぶことがあればその大きさを実感できたかもしれませんね。
トラツグミ


あっビミョーな差分も載っけちゃっていいっすか?選びきれなかったので…。
トラツグミ


ナナカマドの実をくわえたところも。みんなちがってみんないい。
トラツグミ


首を傾げた瞬間。はいかわいいです参りました。
トラツグミ


2羽いるうち1羽は片足を傷めている、というのを耳にしましたが、実際にこのように右脚だけで留まるようすがしばしば見て取れました。うーん大丈夫なのかな。
トラツグミ


あれ、もう1羽も右脚だけで留まってる。たぶんこっちは単に寒いだけ…かな…。まあもう片方のコもこのコ以上に寒がりなだけだった可能性も捨てきれませんけどね。この2羽のような越冬個体もいるとはいえ基本は夏鳥ですし、寒冷な環境を特別好むわけではないでしょうから。
トラツグミ


実をくわえられるとついつい載せちゃう。いつの間にか実についていた霜もほとんどとけています。
トラツグミ


おっ、いいところに留まってくれました。ナナカマドの房が切れないように構図を調整。
トラツグミ


さーまたまたくわえてるシーン。ホ…ホラこっちは霜が飛び散るところも撮れてるし…。
トラツグミ


寸詰まりに見える瞬間も。うぅダメだかわいい。これも載せてしまおう。
トラツグミ


そこからナナカマドを見つめて…
トラツグミ


食べる。以上ボツにできない差分集でした。
トラツグミ


クチの中に放り込む瞬間。このアングルだとトラ柄模様の密度がすごい。
トラツグミ


トラツグミといえば夜鳴く鳥としての側面も持ち合わせている鳥です。まあ夜に聞いたことはないんですけど…ヒュー、というどこか淋しげな鳴き声は鵺という妖怪が出しているという話が「平家物語」や「万葉集」にもありますし有名といえば有名かも。PS2で発売された「大神」にも同じ名前の敵妖怪が出ていたので自分的にはそっちの印象のほうが強いかな。
トラツグミ


再三にわたって載っけてきたナナカマドの実をくわえるシーンもこれで最後。
シャッターチャンスの典型例のような瞬間を何度も見せてくれました。
トラツグミ


せわしなく動き回ることもなく、枝を伝っての移動もゆっくりだったので色んな表情が撮れたのもありがたいところ。ここでも脚を上げていますね。でもぎこちない動きをしてるわけではなかったんだよなー。
トラツグミ


もう1羽のコも抜けのいいところにやってきました。背景のボケ加減もいい感じ。
トラツグミ


こちらも上の写真に負けないくらい背景がボケてくれてます。
しかも枝の映り込みもほとんどなくかなりスッキリしている構図。
トラツグミ


目を細めてまったりモード。ここでも片脚立ちです。気になったのでこの文章を書いてるあたりで少し調べてみたんですが、どうも鳥たちは寒い時、羽毛のない脚から体温を奪われないようにこのように羽毛の中に脚をしまい込み暖を取るという記述がありました。さらにリラックスしている時も片脚を上げることがあるとか。この表情はリラックスしている時のそれに思えますし、傷めているというよりはこの2つのほうが可能性としては高い…と思うんですよね。
トラツグミ


再びもう1羽のコ。アタマグイー状態の瞬間。ちょっと雰囲気が違って見えます。
暖かい時のトラツグミはこんな感じっぽいよね。
トラツグミ


片脚立ちしてたコは枝を変えてまたも片脚立ち。
くちばしに雪が付いてるけどそっちは寒くないのかな。
トラツグミ


そこから枝先へ移動。うーんまたまたいいところに来てくれました。
トラツグミ


ここでもちゃんと両方の脚で枝に留まってるんですよね。このように左脚も問題なさそうに見えたこと、ぎこちない動きがみられなかったこと、もう1羽のコも片足で留まる場面が見られたことからも自分はこのトラツグミは健康体であった、と結論付けることにします。
トラツグミ


あっまた片脚立ちに。でも大丈夫健康体だから。正面顔のへの字口がかわいい。
トラツグミ


…と、午前中はどっぷりとトラツグミの撮影に費やしていました。午後からも続行してもよかったのですが、そろそろ朝アトリたちに出遭った場所もだいぶ日が照っているのではと街路樹があった場所まで戻ってみることに。
トラツグミ


そういうわけで再度街路樹へ。早速ナナカマドをチェックしてみると…うわぁああいる!
しかも陽の光めっちゃ当たってる!!うおー!
アトリのオス


昼になって太陽の位置も変わり、文句ナシの光線状態に。
真冬なので太陽高度も高くなりすぎず、光加減もベスト…と言っていいんじゃないでしょうか。
アトリのメス


しかもアトリたちは朝同様目の前でナナカマドを食べてくれています。ヤバい…こんなんヤバすぎますやん…ということでトラツグミの後は夢中で撮ったアトリたちの写真を以下しばらくずらずらと載せていきます。
アトリのオス


背景のボケ加減も十分。待望のナナカマドとアトリの組み合わせ!
しかも今度は光量も適切!あぁ~いいっすね~。
アトリのオス


このオスはアタマがかなり黒い。ほかのコよりちょっとだけ早めに夏羽になっています。まあアトリの夏羽への換羽はモズと同じく冬羽の摩耗によるもののため厳密には換羽ではないのですけど…。
アトリのオス


こちらはメス。後頭部へ伸びる頭側線がハッキリ確認できます。
アトリのメス


シルエットとなって浮き出た松の葉をバックに。
アトリのメス


赤い実が入ると絵面も華やかになります。
アトリのオス


こう見るとオスはメスに比べて羽の色も全体的に黒っぽいですね。
配色は同じですがより鮮やかなのがわかります。
アトリのオス


アトリの名の由来は今まで気になっていても調べないままでしたが、いい機会だったので調べてみると大きな群れをなす鳥であることから集鳥(あつとり)と呼ばれていたものが転じてアトリと呼ばれるようになったとか。アトリのトリってまんま鳥なんすね…。
アトリのメス


背中がウロコ模様っぽくなっているのも特徴のひとつ。アトリ科のなかまはほとんどが背は縦斑になっており、ほかにはギンザンマシコくらいしかウロコ模様になっていないので地味に少数派なポイント。
アトリのメス


メスがすごくいい枝ぶりのところにいたので撮っていると…
アトリのメス


オスが入れ替わるように飛来。雌雄の比較がしやすくていい。
背景のボケ加減も文句ナシです。
アトリのオス


奥の緑の葉はヤドリギですね。
もう実は付いていませんでしたがおそらく少し前にレンジャクたちに食べ尽くされたのでしょう。
アトリのメス


こちらもなかなかのボケ加減。20羽以上はいたのでシャッターチャンスも多く、こういった恵まれたシチュエーションもちょこちょこありました。
アトリのメス


これまで撮った地上採餌の時とは違い、食べてる間はそこからほとんど動かないのもこちらとしては非常にありがたい点。そこまでゆっくり食べてるわけでもないですが数秒だけでも止まってくれるのはデカいです。
アトリのオス


正面顔もいただきました。
アトリのオス


昔はくちばしの細めなヒタキ科などのほうがかわいく感じてたんですけど今はなんだかくちばしが太めのコも同じくらいかわいく感じます。なんか愛嬌があって…いい…。
アトリのオス


1月後半という時期だからかナナカマドの実はなんだかどれもクタクタ。
でもプリンプリンのよりは熟しててうまそうかも。
アトリのオス


上の写真のスッとなった差分。背景のナナカマドが占める割合のバランスが好き。
アトリのオス


もふっとなったところ。奥にはメスの姿も。
アトリのオス


今回のアトリの写真はトラツグミと同じく極力ナナカマドの房が切れてしまわないように再構成しています。この写真はその分空間が広めになったんですが冬という季節の厳しさ、寂しさがそれによってちょっと出たかも。アトリもそれっぽい表情してくれてますし。
アトリのオス


あっ実をくわえてる。かわいい。
アトリのオス


あっ食べる瞬間も。かわいい。
アトリのオス


空抜けですがかわいい目をしてたので。
カオの黒みが強く、脇の黒斑も大きいコですね。
アトリのオス


またまたいい枝ぶりとボケ加減。背景の色合いは淡色ですがその分ナナカマドの赤が映えてます。
アトリのオス


…と、アトリの撮影をしているとチリリーチリリーとあの声が。
マツの上から声がしたので見上げると…おぉ!またヒレンジャクたちも来た!
ヒレンジャクたち


群れを成して飛び回り、ワーっと来てワーっと去っての繰り返し。
のんびりじっくり食べてるアトリよりもだいぶ忙しい感じ。
ヒレンジャクのメス


朝に比べて太陽光がフラットに回ってるためヒレンジャク本来の色が出てます。オスかな。
ヒレンジャクのオス


ちょうどのこの辺から太陽が雲に隠れ始めたことやレンジャクたちがやってきたこともあり、アトリの写真はコレがラストに。いっぱい撮らせてくれて感謝。
アトリのオス


少し離れたナナカマドにはウソの姿も。
メスは逆光がうまく作用し輪郭を浮かび上がらせることができました。
ウソのメス


こちらはオス。いい感じのもふもふ感。
ウソのオス


このヒレンジャクもオス。メスより鮮やかな下尾筒の赤がよくわかります。
ヒレンジャクのオス


メスもまた撮れました。ね、薄いよね下尾筒の赤み。
ヒレンジャクのメス


そして1羽だけヒレンジャクに混じっていたキレンジャク。今年見たキレンジャクは結局この1羽のみでした。喉元の黒色の境がグラデーションになっていますしメスと思われます。
キレンジャクのメス


時間もあるしもっかい公園へ行ってみようとまたまた移動。
途中ツグミがひっそりと留まっているのを発見。
ツグミ


公園へ着くなりどこか色味の違うツグミがいたのでもしや…とカメラを向けてみると…うおーっハチジョウツグミ!しかもけっこう茶色みが強い個体!
ハチジョウツグミ


必死で追いかけた先にはツグミの小群が。
その中にさっきのコが混じっているのを見つけたためもう1枚撮影。
ハチジョウツグミ


さらに飛んでいってしまったので付近を探していると水場から飛び上がる茶色っぽい鳥が。おぉこれはまさしくハチジョウツグミ…ですが…あれ…?色が薄…い…?なんともう1羽ハチジョウツグミがいました。2羽目はちょっと色味が薄めでしたが1日で2羽のハチジョウツグミを拝めようとは。時間的にギリギリの中再度公園へ行った甲斐もありました。
ハチジョウツグミ



以下は次の日の22日に撮った写真。21日分だけで結構な量でしたが…もうちょっとだけ続くんじゃ。
前の週にベニヒワを見付けた公園にまた来ていないかなと向かっている途中、街路樹のシラカバになにやらたくさん鳥が群れているのを発見。いた!ベニヒワだ!
ベニヒワのメス


この間と同じようにシラカバの種を食べています。公園のはもう食べ尽くしちゃったんでしょうか。
ベニヒワのメス


今回の群れには1羽だけマヒワのオスも混じっていました。
白い鳥の中での黄色はバツグンの存在感。
ベニヒワのメス


ただまあ今回はベニヒワがメインでしたので再びベニヒワに集中。
このコは喉元の黒みが強いコ。アゴヒゲ感マシマシ。
ベニヒワのメス


あっ、ここほっぺもふっとなっててかわいい。
ベニヒワのメス


ちょっと残念だったのはこの日も曇天だったということ。
ただまだ日没までには時間があったので以前の状況よりはマシかな。
ベニヒワのメス


オスはやっぱり群れに1羽か2羽ほど。肉眼だとパッと見ただけでは判別できませんし探すのに苦労しました。なので今回もオスはこの1枚のみ。空抜けなのが悔やまれます。
ベニヒワのオス


このコはやや褐色の羽毛が喉から胸辺りにかけて見られます。どうも幼鳥は褐色味があるとのことなのでもしかしたら去年生まれた若鳥の可能性もありますが、メスもちょっと褐色味を帯びるみたいですしもうちょっと検証が必要そう。まあたぶんメスですね。
ベニヒワのメス


基本空抜けは回避する立ち回りをしていますが目の前で採餌を始められるとつい撮っちゃう。採餌に夢中なため警戒心は薄めでしたしむしろこちら側に飛んで来ることすらありましたが、道路をトラックなどの大型車が通ると驚いて度々散り散りになっていました。
ベニヒワのメス


あっ。目が合ってしまった。
ていうか正面から見るとそんなに目ェちっちゃいんだ。溢れ出るオードリー若林感。
ベニヒワのメス


そして採餌を続行。宙を舞う種がシャレオツ。
ベニヒワのメス


丸っこくなってるところばかり見かけますがこう見ると尾羽はけっこう長めなのがわかります。
ベニヒワのメス


あっまたこっち見てる。種ほおばっててかわいい。このコは若林感薄めですね。
背景のボケ加減も程よくこの日一番のベニヒワ写真はコレかな。
ベニヒワのメス


なので振り向き差分を最後に。このあとトラックの通過で群れが飛散してしまい、それ以降この日は姿が見られませんでした。一日ガッツリと撮影はできませんでしたが飛散する前にベニヒワの群れに遭遇できましたし、その間にこれだけ撮影できたのであれば十分…ですかね。ていうかここでもたくさん撮ってたらこの記事のボリュームがとんでもないことになってましたしちょうどよかったかな。
ベニヒワのメス


久々の100枚オーバーの記事はまさかの1月のものとなりました。本来この時期に見られる野鳥の数はそう多くないハズですが、まああれだけトラツグミとアトリの写真を載っければね…。むしろそんな鳥の少ない時期にたくさん見られたもんだからついたくさん撮っちゃったというのもあるかも。21日だけで2000枚近く撮ってるし。トラツグミは上でも述べてますがツグミ類の中でも特に見たかった鳥なんですが、あの体色は春や秋などの渡りの季節に地面にいるところを撮っても背景と同化してしまいそうですし雪のある時期に撮れてよかったかなと思います。アトリもかなり良質な条件下での撮影ができました。昨年末から今年はじめにかけては全国的にアトリが多く飛来した年のようですし、その恩恵は十分に受けられたのではないでしょうか。トラツグミの撮影の後は別の場所へ向かう選択肢もあったのですがこちらを選んで正解でしたね。
ベニヒワは撮れたことと同じくらいシラカバ並木に飛来するのがわかったことが大きな収穫でした。さらにベニヒワが来たシラカバの下は食べこぼした種がたくさん落ちているので採餌の形跡がバッチリ残っていたというのも小さいようで大きな発見。降雪が間にあると種の茶色と雪の白で層状になっているので大まかな飛来したタイミングをそこから逆算するのもちょっと面白いですしいいデータになるかも。また厳しい冬がやってきますが、これからはシラカバがある場所を通る時に木の下を見るのも新たな楽しみにして乗り越えていきたいと思います。

写真 | 23:31:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
見知らぬ海辺を訪ねて
10月もついに残り2日!明日はお休みを取っていたので出掛ける気マンマンだったのですが見事なくらいに雨!ガッツリと雨!うーんなんだかもったいない気もしますが雨降りの日に家に引きこもってられるのもまあアリっちゃアリかな!そもそも休みを取ってまで遭遇率を上げたかった鳥にはもうすでに出遭えているので目的は達していますし。前回の記事冒頭で言っていた鳥とはまた別に、もう1種類見てみたい鳥がいたんですよね。ちょうど写真を見てニヤニヤしている今日このごろ。なので明日はゆっくり写真整理に充てようと思います!
ではその前に記事更新!今回更新するのはようやく突入2017年分!そうです今年の分です!もう2ヶ月くらいしかないけど!前半に載っける1月7日と8日は札幌を離れ鵡川で撮影したもの、後半の14日と15日は例年通り円山で撮影したものとなります。


では最初に1月7日の分から。この日は知り合いの方のクルマに同乗させて頂き、鵡川周辺の猛禽類が出現するポイントを教えてもらいつつの撮影に。うち一箇所ではハイイロチュウヒの幼鳥が飛来。初見です。
ハイイロチュウヒの幼鳥


ハイイロチュウヒはカオのまわりを縁取るラインがチュウヒより明瞭な印象。
ただオスの成鳥ではないのでそのほかの見てくれはかなりチュウヒに近いですね。
ハイイロチュウヒの幼鳥


太平洋をバックにも。しかしウワサには聞いていましたが雪が全然なくてビックリ。
同じ北海道でもこうも違うものですか…いいな…。
ハイイロチュウヒの幼鳥


メス成鳥と幼鳥の最も大きな違いは虹彩の色。
メス成鳥であれば黄色いハズですがこのコは褐色っぽいので幼鳥と思われます。
ハイイロチュウヒの幼鳥


さらにケアシノスリも飛来しました。
去年石狩に探しに行った時は割と苦労した気がするんですけど…なんかフツーにいますね…。
ケアシノスリの幼鳥


ここの防波堤がお気に入りの留まり場所のようでしばしば留まりに来ていました。
こちらも虹彩が明るい色なので幼鳥。ハイイロチュウヒとは逆の特徴なのがややこしい。
ケアシノスリの幼鳥



さてお次は1月8日に続けて鵡川周辺へ。この日は馬好きのひとの馬見にちゃっかり自分も乗せていってもらい、途中までは一緒に馬を眺めていました。こちらはあのディープインパクト。今は日高の大地でのんびりと余生を過ごしているようです。
生ける伝説


とか馬を見ている間も上空に鳥が飛んでいるとピクッと反応。あーもう病気だよコレ。オジロワシの4~5年目くらいのコかな。ほぼ成鳥ですが次列風切…腰に近いところの翼ですね、そこにまだ幼羽が残っているのと尾羽が完全に白くなっていないので成熟するまでもう少しといったところでしょうか。
オジロワシ


昼過ぎくらいには前日のポイントに自分だけ捨ててもらって単身日没まで野鳥観察。
途中またしてもケアシノスリの姿が。ほぼノートリ…ですがほぼ逆光。
ケアシノスリの幼鳥


さらに待つこと90分ほど、遠くの柱の上に留まる1羽の鳥を確認。周りにいたひとたちはケアシだ、と言っていましたがいやアレってもしや…と近くまで全力でダッシュ。やっぱコミミズクじゃん!
コミミズク


日没間際の草原を飛び回ります。
それまで寒さに耐えていたのとキンチョーとでプルプルドキドキの中撮影。
コミミズク


飛び回ったのちクイに留まりました。
モロに人工物ですが贅沢は敵ということで。もこもこしてる…かわいい…。
コミミズク


というわけで鵡川の本命だったコミミズクにも無事出遭うことができました。今年は出が悪い、と聞いていたので2度行くくらいじゃムズカシいよなあと正直あまり期待はしていませんでしたが数少ない機会の中でも拝むことができてよかったです。
コミミズク



以下からはまたいつもの感じに戻りまして、14日に円山へ行ったときのものとなります。
ヒノキの下を見るとなにやら数羽の鳥がちょこまかしていました。あれは…アトリだ!
アトリのメス


下だけでなく木の上にもアトリの姿が。こちらはオスですね。
アトリのオス


せっかくなので構図を変えてもう1枚。
アトリのオス


せわしなく採餌しているのでピント合わせが忙しいのなんのっていう。
物陰に隠れる前にどうにかピントが来ました。
アトリのオス


食べているのはヒノキの球果から出てきた種のよう。
よくある上で食べ散らかしたやつが落ちてるってパターンかな。
アトリのメス


日なたかついい感じの光線状態。背景もよくボケてくれてます。
アトリのオス


ふお…かわいい…。
アトリのオス


雪の上にふっくらちょこんといるのヤバいですね…クソかわいいね…。
アトリのオス


木の下なので暗いところはホントに暗い。
対象がせわしないのも相まって撮影難度は地味に高めでした。
アトリのメス


こちらももふっとしたところ。スポットが当たったような光の当たり方。
アトリのメス


ギリッギリ日なた。
アトリのオス


ギリッギリ日陰。
アトリのメス


せっかく日なたに出てきても背景が極度に暗く落ち込んでしまっていると全体的な印象が暗くなってしまってイマイチかもしれません。アトリの姿は引き立つんですけどね。
アトリのメス


基本クチは雪まみれの種まみれ。このコはなんか胸のあたりもポロッポロ雪が付いてますが…。
アトリのメス


ここでまたも光線状態、背景ともにいい感じの1枚が撮れました。
アトリの胸のオレンジ色がキレイに出ています。
アトリのメス


雪を蹴散らし進む瞬間。これも悪くないかな。
背景も暗めではありますが暗すぎずちょうどいい塩梅。
アトリのメス


こう見ると脇の黒斑がキレイですね。
ここはけっこう個体差が出る部分のようで黒斑があまり見られないコもいるようです。
アトリのオス


斜面での採餌。バックに写り込んでいる舞い落ちる雪がオシャレ。
アトリのオス


このあたりなんかめっちゃ降ってきてます。溢れ出るスノードーム感。
アトリのオス


おっ、舌が見えてる。アトリはちょいちょい舌を見せてくれますね。
アトリのメス


てな感じで群れが飛び去るまで夢中でアトリを撮っていました。
雪上の地上採餌は初めて見ましたがかわいすぎますね。
アトリのオス


ヒノキにはマヒワの姿もありました。レモンイエローが美しい、この冬初見のオスです。
マヒワのオス


キョッ、キョッと聞き覚えのある声がしたので久しぶりに足を向けアカゲラを撮影。ここしばらくの間「そういやアカゲラをちゃんと撮っていないような…」という思いがあったのでちょうどいい機会に。まあいつでも撮れるし、なんて思ってしまってずっとスルーしていたんですよね。
アカゲラのメス


カツラの木にはウソの姿もありました。このコは本家本元、シックな色合いの方のウソです。
ただ基本高いところにいて首を酷使しつつの撮影でした。
ウソのオス



最後は15日に同じく円山で撮った写真です。
この日は朝からカツラにウソが来ていました。
ウソのオス


ほのかな光がウソを照らします。
なんか早朝感がすごいですがこの時点ですでに8時。単に日陰なだけなのでした。
ウソのオス


より日の光がウソにかかったところも。冬の日差しの感じがそこそこ出てますね。
ウソのオス


と、ウソを撮っているとジュルリジュルリとあの声が。
ドキドキしながら周囲を見渡すと…いた!シマエナガ!
シマエナガ


シマエナガといえばやたらめったらすばしこくせわしない撮影者泣かせの移動スピード。アトリの地上採餌の撮影がイージーモードに感じるくらい。なのでこの時もいつも以上に集中して撮影に臨みました。
シマエナガ


やさしさを感じる横顔。まぶたのせいかな。
シマエナガ


エナガの由来となっている長い柄のような尾羽もわかりやすく撮れました。
もうこれだけで満足なレベル。
シマエナガ


正面顔も。ちょっとピン甘ですが許してください。
シマエナガ


太い枝を避けた先に3段階くらいの奥行きがある枝の伸び方。ここにとっさにピントを合わせるなんてもう至難の業ですってば。なのでこれもちょっとピン甘です。
シマエナガ


やはり闇雲に飛び回っているわけではなく、イタヤカエデを中心に移動しているようす。
どうやら冬芽がお目当てのようです。
シマエナガ


こちらがそのイタヤカエデの冬芽。
シマエナガも可愛いですが冬芽もちょこんとピンク色になっててかわいいですね。
シマエナガ


枝から移る瞬間をタテの構図で。
シマエナガ


冬芽と種に囲まれて。まるっとなっててかわいい。
シマエナガ


枝のぶら下がりも。はいかわいい。
シマエナガ


カラマツの冬芽にもやってきました。
シマエナガ


そこでもぶら下がる仕草を見せてくれました。
えっなにこの…なに?かわいすぎる。この日一番のシマエナガ写真はこれですね。
シマエナガ


撮影が一段落した後、少し離れた場所でまたもシマエナガを発見。雪だるま状態ですね。やたら連呼してますがあともうちょっとだけかわいいって言っていいすか?かわいい。
シマエナガ


そこから飛び移る瞬間。うぎゃー。最後にひとこと。かわいい。
シマエナガ


シマエナガもたくさん撮れたしあとは昨日とそう変わらないかな、と午後からは場所を変え近所の公園へ。途中実が残りわずかしかないナナカマドにツグミが単独でいるのを発見。
ツグミ


公園ではナナカマドに1羽のアトリが。
青空バックでナナカマドにいるアトリは撮っていないのでなかなかいい感じのシチュエーション。
アトリのメス


しかし枝被りを回避してたりなんだりしてるうちに枝の上へ。
なんだかまるまるしてますしこれはこれで。
アトリのメス


羽毛をふわっとさせたりとリラックスした様子でした。このコ以外にも松の木の中に何羽かアトリがいるのが確認できたので、小群で飛来していたと思われます。
アトリのメス


ほかにはツグミがたくさんナナカマドに来ていました。それなりに警戒心のある群れでなかなか近付かせてくれませんでしたがどうにか撮影。留鳥でもないのにツグミもちょっとスルーしがちな傾向にあるのでこういう時にちゃんと撮っておきたい鳥です。
ツグミ


まあこの時期はこんなもんかな…と帰ろうとしたあたりで上空をチュンチュン鳴きながら飛ぶ小鳥の群れを発見。お…おぉベニヒワ!
ベニヒワのメス


枝からたくさんぶら下がっているシラカバの種を食べに40~50羽ほどの群れが来ていました。去年は繁殖地の餌が豊富だったのかまったく見かけなかったのでおよそ2年ぶりの出遭いに。
ベニヒワのメス


群れの大部分はメスでしたが15羽に1羽くらいの割合で返り血を浴びたかのような胸のオスの姿も。
ベニヒワのオス


みんなでバクバク種を食べます。
たくさんあるとはいえ…この数がこのスピードで食べてたら食べ尽くされるのも時間の問題ですね。
ベニヒワのメス


もっとたくさん撮影したいのは山々でしたがすでに日没寸前。
できる限りベニヒワの姿をカメラに収めます。
ベニヒワのメス


結局ギリギリの時間までベニヒワの撮影に費やすことに。これで今年はベニヒワがいるということもわかったので、今後のベニヒワ撮影にも期待が持てた一日となりました。
ベニヒワのメス


題字ではいかにも鵡川パートの方が多めな印象になったかもしれませんが、割合で言えば2割ほどしかないんですよね。でもまあ自分的にはそこそこ大きな出来事でしたしコミミズクにも出遭えたのでね…なかなか道南まで出向く機会もないですし。去年から今年にかけての冬にコミミズクが少なかったのはおそらく天敵であるケアシノスリが多かったためと思われます。掲載した個体以外にも5羽くらいは確認するほどたくさん見られたので。今回こうして鵡川周辺の猛禽類の出現場所を把握できたことはこれから先遠い未来、また鵡川周辺へ野鳥観察へ行くことがもしあれば大いに活かせますし、石狩で猛禽類を探す際にも役立つと思われますので色々なイミで実りのある遠征でした。
円山の方もアトリが多い年に飛来するポイントがわかったこともありますが、それ以上にたくさんのシマエナガの写真が撮れたことがなによりの収穫かなと。ピントが来ていてかつブレてもいない写真がこんなに多いのって初めてなんじゃないかな…。大体どの辺に来るのかもこれでわかったので、鳥たちの渡りが落ち着く12月なんかは同じ場所でシマエナガ一点狙いをしてみるのもいいかもしれません。あとはベニヒワですね。公園にあんなに来るなんて思ってもいませんでした。こちらももう少し早い時期、天気のいい日にまた行ってみようかと思います。

写真 | 22:16:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
白衣を纏う者たち
瞬く間に3連休も終了!一日中ド快晴、という日はありませんでしたがまあまずまずの天気だったのではないでしょうか。なにより暖かかったのが嬉しかったですね。去年なんかはモモヒキ履いてた日もありましたし…。天気が変わりやすいのは秋の空の常ということでもうある程度は悟りを開きつつありますし、急変からの土砂降りみたいのがなかっただけマシと思わねば。自分は最終日に今年の目標としていた鳥が撮れたのでもう満足です。あと4回平日を乗り切ればまた土日ですしね!
さて今回は去年の11月に撮った残りの分、そして12月分をのそっと掲載!そうです!これでついに2016年分が終了!もう2017年も10月になっちゃってますけど!うーんすいませんすいません。11月分は後回しにしていた2日の分と19日、23日に撮った写真を、12月分は3日と4日、18日と30日に撮ったものです!


ではまず11月2日に豊平にある公園で撮った写真から。この数日前に知り合いの方から情報を頂き、平日でしたが3日の文化の日はどうも悪天候に見舞われそうだったためわずかな時間を見つけて公園へ。軽く辺りを散策すると、それらしき鳥を発見。おぉ…これがオジロビタキ…!
オジロビタキ


ロープに留まって地上を見回す。ふっくらしていてかわいい。
オジロビタキのなかまはヒタキ科の中でも特にふっくらしてる印象。
オジロビタキ


このオジロビタキは第一回冬羽と思われる羽衣をしているためニシオジロビタキの第一回冬羽との判別に迷いますが、上尾筒の付け根あたりがハッキリと黒色をしているためオジロビタキであることがわかります。ニシオジロビタキは褐色混じりとのことらしいんですよね。数年前までは亜種同士であったこの2種は最近では独立種として認定されたようです。
オジロビタキ


紅葉をバックに。このアングルだとコサメビタキと誤認しそう。
オジロビタキ


木の根元にも降りてきました。
オジロビタキ


さらにまた別の木の上にも。こうして頻繁に樹上に留まっていたのでそろそろ渡去の頃合いかな…と思っていたら次の日にはもう姿がありませんでした。あ…あぶない。ギリギリセーフ。限られた時間の中での撮影でしたが、わざわざ平日に5時起きしてまで行った甲斐があったというものです。
オジロビタキ



続いて19日に石狩エリアで撮った写真。こちらも別の方から情報を頂き向かったのですがその途中で砂利道をちょこちょこ動き回っている白い鳥を発見。い…いたー!ユキホオジロだ!
ユキホオジロのオス


ほんのりと靄のかかる中、黙々と餌を探していました。
この胸から上がおなかと同じくらい白いコはオス。
ユキホオジロのオス


対して胸から上がちょっと茶色っぽい方がメス。
どちらも名前にホオジロと付いていますがむしろほっぺは茶色い。
ユキホオジロのメス


目撃情報があった場所はここではなかったのですが、事前にその場所と似た環境や南下していたことも考えユキホオジロが好みそうな環境も10箇所ほどリストアップしておき順々に回っていたところホントに出遭うことができました。それ含めてすげー嬉しい。
ユキホオジロのメス


細かな差分も載っけちゃいます。
北海道とはいえ札幌近郊ではユキホオジロはなかなか拝めないので夢中で撮影。
ユキホオジロのメス


しばらくしてから草も生えていない完全な砂利道に出てきました。
ユキホオジロのメス


その辺に食べられるものはなさそうだけど…風で飛ばされてたりするのかな。
ユキホオジロのメス


脚の付け根は長めの羽毛で覆われています。北国にいそうな見た目通り北極圏で繁殖する鳥ゆえ、これもまた寒さに適応した部分なのでしょう。
ユキホオジロのメス


2羽が並んだところも。オスのほうがより白いのがわかりますね。
ユキホオジロのオスとメス


…あれ?なんかさっきからメスばっか撮ってるような…という気がしてきたのでこのあたりからオスを意識して撮影するように。他の野鳥ほど雌雄の差はありませんが…やっぱりオスをたくさん撮っておかないと。
ユキホオジロのオス


いつの間にか靄も晴れ、ユキホオジロの姿もハッキリと視認できるように。
まあ曇天は曇天だったんですが…そこまで求めるのはバチが当たるというものです。
ユキホオジロのオス


しかもこの時間はユキホオジロと対面していたのは自分のみ。なんとも贅沢な状況。あちらさんもロクに近付かせてくれないほどの警戒心…というほどでもなく、ハデに動かなければそこそこ近付かせてくれました。
ユキホオジロのオス


砂利道は草の中に隠れてしまうようなこともなくスッキリとした背景で撮りやすさという点で言えば満点の条件なんですが…画的にはもう少し色味がほしいというか自然物が写っていてほしいというか。いやいや撮れただけよしとせねば…よしとせねば…。
ユキホオジロのオス


そんな味気ない背景を精一杯彩ってくれていたのは水たまりに写った草むらの色。
これがあっただけでもマシかな。
ユキホオジロのオス


ふわっと伸びをした後の、
ユキホオジロのオス


羽グイー。
ユキホオジロのオス


メスは少し離れたところでぶるぶるっと。近付いてもよかったのですがさっきまで歩き回っていたところに大きく足を踏み入れることになるのでここは様子見。
ユキホオジロのメス


とかなんとかやってたら撮影者が4人くらい増えてきたため気持ち距離を置いての撮影に。
でも晴れてきてユキホオジロ本来の色が出てきました。
ユキホオジロのオス


ここでも2羽が横並び。両者の向きは二面図のようで設定資料的アングル感が。
ユキホオジロのオスとメス


まるっとしたとこを正面から。クソかわいい。
ユキホオジロのオス


一歩一歩にじり寄り、晴れ間の中ではここまで近付けました。ただこの後2羽とも建物の方へドンドン移動していったので再び様子を見つつジリジリと警戒されない距離を測ることに。
ユキホオジロのオス


オスはもうかなり奥の方へ行ってしまいました。メスはまだ手前の方にいたのでオスが来るまでメスを撮ろうかな…と思った数分後に遠くから6~8羽ほどのユキホオジロの群れが上空を通過。それに合流するようにして2羽のユキホオジロも飛んでいってしまいました。ていうかこの近くにまだそんなにいたんだ…すご…。夕方近くまで付近を探しましたが見付からず、これが最後のユキホオジロの姿となりました。
ユキホオジロのメス


帰りに漁港へ寄ってみると、近くで潜水を繰り返すハジロカイツブリを発見。初見です。
ハジロカイツブリ


さらにスズガモのメスも。このコもここまで近くで撮れたのは初。ほかにもスズガモのオスやシノリガモのメスなども遠くに見えましたが、ユキホオジロ捜索に残り時間の多くを割いていたのでこの日はこれで終了となりました。
スズガモのメス


ちなみにこの5日前はスーパームーンでした。願い事をすると叶うというありがちなウワサがSNSなどで話題になってましたが、自分も拝むついでにユキホオジロに遭えますようにと願っていました。その結果こうして叶ったわけですから、スーパームーンのチカラは本当なのかもしれませんね!
スーパームーン


お次は11月23日に撮った写真。この日も石狩エリアへ向かっていたのですが選んだルートには大量の雪が残っており、かつ途中で雪も降りだしたため潔く中止に。ただその道中川にダイサギがたくさんいるのを見つけたため、その時に撮ったものをいくつか載せておきます。
ダイサギ


首を伸ばしたためタテの構図でも。奥のゴミが惜しい。
ダイサギ


最初はチュウダイサギなのかダイサギなのか判断に困りましたが、脛が黄色っぽいですし11月下旬という時期からもダイサギかと思われます。亜種という関係性のため似た者同士ではありますが、チュウダイサギは夏鳥でダイサギは冬鳥ですからね。左のコは飾り羽も見られます。
ダイサギ


正面から。えっと…誰?
ダイサギ


岸に近いダイサギは羽をもふもふさせていました。なんかいつもと雰囲気違うね。美しい。
常にこのフォルムならもう少し野鳥観察者からも愛されていそう。
ダイサギ


ここまでの密度でダイサギを見るのは久しぶり。
過去にも一度ありましたがシチュエーション的にはこの日の方がダンゼン好条件でした。
ダイサギ


ちょっと引きで見るとこんな光景。あと左にもうちょっといます。
ダイサギ


そもそもいしかり調整池などで姿を見ることはありますが、こうしてじっくりとダイサギに向き合うことってほとんどなかったんですよね。ここはあそこよりも自然物がたくさん背景に入り込みますし、普段つい二の次にしちゃいがちなダイサギの撮影をこの日にできたのは地味に大きな収穫かも。
ダイサギ



ここからは月を跨いで12月の写真。まずは3日に撮ったものから。
とある猛禽類を目当てにまたも石狩エリアまで自転車を漕ぎ、朝から自転車でそれらしき場所を回っていると海岸沿いを飛ぶオオワシを発見。この時期の石狩でも見られるんですね。
オオワシ


それから約4時間後、ついに草原の上でホバリングをしている猛禽類を発見。夢中で全力疾走し、息を切らしながら距離を詰めると丘の影に身を潜め今度は慎重により距離を詰めていきます。そしてカオをこっそり覗かせ撮影。よっしゃ!とりあえず撮れた!ケアシノスリ!
ケアシノスリの幼鳥


ホバリング差分。ノスリよりも白い羽毛と、尾羽に入っている黒い帯がケアシノスリの特徴。
ケアシノスリの幼鳥


上の写真は逆光気味だったため順光側へ。うおーいいっすねー。
こっち側だと雲が少しかかっていましたが、今度はカオもバッチリわかります。
ケアシノスリの幼鳥


正面からの飛翔シーンも。
虹彩が淡色であることや、体の黒みがまだあまりみられないことから幼鳥と思われます。
ケアシノスリの幼鳥


幼鳥というと大抵は成鳥よりも地味な見てくれをしているためパッとしない印象もありますが、ケアシノスリは幼鳥の頃の方が白っぽくてキレイなので成鳥よりもむしろ好きかも。
ケアシノスリの幼鳥


おなかが見えるアングルも。実はダイサギを撮った日とこの日の間の11月26日にも同じ場所でケアシノスリを5時間ほど待っていたが現れず、という完全にスカを食らった日もあったのですが…それにめげずに来てよかった。
ケアシノスリの幼鳥


ケアシノスリという名前は足の指の生え際辺り、跗蹠と呼ばれる部分まで羽毛で覆われていることから付けられています。飛翔時はあんまり見えないんですけどね。上のユキホオジロと似たような特徴ですが、高緯度で繁殖する鳥なのでその辺は似てくるのかも。
ケアシノスリの幼鳥


少し離れた場所ではホバリングからのダイブも。
ケアシノスリの毛足部分が確認できます。
ケアシノスリの幼鳥


日が傾き始め、やさしくなった光がケアシノスリを照らします。
2016年最後の石狩でしたが、キッチリ目標の鳥に出遭えてよかったかなと。
ケアシノスリの幼鳥



北の石狩に行った次の日は南の真駒内へ、というわけで続きまして12月4日の写真です。
真駒内の川を散策していると茶色い鳥がじゃぶじゃぶと動いているのを発見。
おーカワガラス!久しぶり!
カワガラス


そこまで珍しい鳥でもないのですが、しばらく出遭うことがなかった鳥。調べてみたら2年近く撮っていませんでした。この前の年には遠くにいるのを見てはいたんですがこの距離ではそれくらい久々の遭遇に。めっちゃぷるぷるしてるサカナをくわえてます。
カワガラス


朝日を受けて金色に輝く川がまぶしい。
あとそこにサカナ置いてるとすげーお行儀よく見える。
カワガラス


11月にアトリがいたカラマツ…のすぐ近くにある別のカラマツにはマヒワが数羽来ていました。
ものの見事に全部メス。なんでだろ…初冬に見るマヒワってメスばっかな気がする。
マヒワのメス


再び川へ戻るとちょっとだけ下流でカワガラスと再会。
この川は冬でも凍らないんですが、岩の周りはちょっと凍ってますね。
カワガラス


薄曇りとなり朝日が和らいだことでカワガラス本来の色が出ました。この装備になってからはカワガラスを一度も撮っていなかったためそろそろそれなりな一枚を撮っておきたかったのですが、コレが撮れればまあオッケーかな。
カワガラス


川面が画面の大部分を占めると露出とシャッタースピードのバランスが難しくボツ写真も大量に生まれましたが、どうにかここに載せられるような写真があって一安心。ホントの目的はまた別の鳥だったのですがそちらは以下参照ということで…。
カワガラス



というわけで本命の鳥を求めて18日に再度真駒内の川へ行ってきました。
その前に前の年と同じように豊平川沿いをチェックしていくとオジロワシを発見。
オジロワシ


すぐ近くにはもう1羽の姿も。ここに2羽でいるということは…去年いたつがいと同じコたちかな。
オジロワシ


よりよい位置まで移動し、シリを犠牲にし雪原にしゃがみこんでもう1枚。うーんいいっすね。
真冬に札幌市内でオジロワシが撮れるところはかなり限られているので貴重な場所です。
オジロワシ


真駒内の川へ到着すると、雪景と同化しつつ枝の上に留まっている鳥を早速発見。
いたいた!今日はいた!ヤマセミ!
ヤマセミのオス


クチを開けてくれました。舌が見えてる。
ヤマセミのオス


餌となるサカナが少ないのか全然ダイブもせずじっとしていたためこの辺は差分になりますが、この写真が一番光の当たり方のバランスが取れてるかな。前年も雪景色のなかのヤマセミは撮っていますが終始曇天だったので一度ちゃんと晴天の中で撮っておきたかったんですよね。なのでコレが撮れただけでもう満足。
ヤマセミのオス


あとはグイーとしたり、
ヤマセミのオス


バタついたり。曇っちゃってたんですけど。
ヤマセミのオス


その後は一度ダイブをしたのち別の枝へ。
オスの証である胸の茶色い斑がハッキリと確認できます。
ヤマセミのオス


そしてもう一度ダイブ…の前のホバリング。急にやるので焦るよね。いきなり背景もガッツリ雪景色になるもんだからシャッタスピードも上がる上がる。パソコン側で明るさをギリギリのラインまで思いっきり修正してどうにか載っけられるレベルに。ていうかヤマセミもホバリングするんだ。まあカワセミのなかまですから納得ですけど…迫力がスゴい。
ヤマセミのオス


結局ホバリングだけしてダイブはせず、別の枝に留まりました。サカナを見失ったのかな。
ヤマセミのオス


そういや今年になって知ったんですけど北海道のヤマセミは亜種エゾヤマセミに分類されるそうですね。エゾフクロウやエゾコゲラのように本州産の個体よりもより白っぽく、特に尾羽や冠羽にその傾向が強く出るとか。ヤマセミもだったなんて知らなかったそんなの…。
ヤマセミのオス


羽繕いをする場面も。この後は一度ダイブをするも同じ枝へ戻ったためまた同じような画になり、90分ほどほぼ動かずという膠着状態になったことや日も暮れだしたこともあり帰宅。目的だったヤマセミにも遭えましたし、ちゃんと晴れの中で撮れたのでよかったかなと。
ヤマセミのオス



さー最後は年末ギリギリ、12月30日に円山で撮った写真。
そろそろカツラの木に来ていてもいいハズ…と向かってみると1時間くらい経った頃にいつの間にかカツラの木に1羽の鳥の姿が。いた!ハギマシコだ!
ハギマシコのオス


単独での飛来でしたが嬉しいことにオスでした。枝被りをどうにか避けなんとかもう1枚。
ハギマシコのオス


しかし次第に曇っていき、ただでさえ高いところにいるのをヒイコラ言って撮ってたのに暗い画ばかりになる始末。まあとりあえず撮れたしいいか…と午前中のうちに帰ってきました。
ハギマシコのオス


2016年最後の記事は、題字にもあるように白い野鳥ばかりの回になりました。オジロビタキを前回の記事に載せず後回しにしたのは尺のバランスの都合もありましたが、やっぱり名前的にも今回の記事でまとめておきたかったというのが一番の理由です。
そういうイミではオジロワシもモチロン尾羽くらいしか白くないんですが名前にシロと入ってますしいいタイミングで載っけられたかなと。なんかオジロワシとヤマセミを同じ日に見るのは今のところ2年連続になってますね。このまま恒例行事になってほしいところ。
ユキホオジロは上で好みそうな環境を10箇所ほどリストアップしたと書きましたが、うち1箇所は年明けくらいにホントに飛んできたようです。的中したということは予想もあながち間違いではなかったってことなので、今後またユキホオジロを探すことがあればこの10箇所を中心に回ってみようと思います。ていうか11月はまだわかるんですが12月にチャリで石狩って…今になって字面だけ見たら我ながらちょっと引くんですけど。今年もそこまでのモチベがあるんだろうか…まあ実際12月になったら湧いてきちゃうんだろうね…こわ…。

などと流れで12月の写真まで一気に載せたことで、ようやく去年分の写真の掲載を終えることができました。いやだから長くなりすぎなんだよね、分けとくべきだよね。30~40枚くらいがちょうどいいと思ってるんで今年分からは数日分をまとめる時はもうちょい小分けにしてあっさりめにやりたい。
2016年の野鳥観察をざっくりと振り返ると、非常に出会いに恵まれた一年だったように思います。春もたくさん小鳥を見ることができましたし、秋はシギ・チドリの類もめちゃくちゃバリエーションに富んだ種類が渡ってきました。鳥枯れの夏もなんだかんだで色々撮ってますしね。
今年ももう10月ですが、2017年と比較するとなんか見た数はすごい多かった気が。ていうか今年が全体的に渡ってくる数が少ないような…いや!いやいやそれでもちゃんと撮ってますからね!ベストは尽くしてますからね!早く記事にしたい写真たちがどっさり溜まってるんですよ!なのでさっさと作業しますんで!よっしゃ次回からはやっとこ2017年分の記事がスタート!ちょっとでもリアルタイムに追いつくよう頑張ります!これからもよろしく!

写真 | 23:53:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
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