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鳶水雲

里のひと:鳶水雲
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描いた絵や撮った写真を置いて
おいたり、思ったことを長々と
述べたいときに記事が増える
ところです。

Twitterもやっております。pixivIDは1540411。
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あっという間に冬の顔ぶれ
気が付けば連休も最終日!今年は台風が列島を縦断したためテレビでも各局で特番が流れたりしていましたが、ここ北海道にも大きな影響がありました。札幌はそこまででもなかった気がしますが今日はさすがに引きこもりデーに。それでも昨日一昨日と出掛けられただけマシでしたかね…。また記事づくりの時間も取れましたし、明日からだってまた4日平日が来た後は土日ですからね!月曜が祝日なのはそこも嬉しい!土曜に祝日が被ってるけどね!バカ!…まあそれで土曜が休みになるひとだっていますから誰も得しないわけではないんですけど…。プレミアムフライデーとかやる前に土曜に祝日が被った時も代休を設けるようにしてくださいよ!まあいいや!とりあえず更新!
この記事では11月12日に撮ったものを載っけます。そろそろあの鳥たちが来ていないかなと真駒内にある公園へ行ってきました。


公園へ到着し、いそうな場所をぐるっとひと回りしてみるも姿ナシ。
ちょっとだけ不安になりながらも散策を続けると、原っぱに2羽のアトリを発見。
アトリのメス


10月に西岡の公園でも出遭っていますがその時は自分の真上に飛んできてしまって、距離を置こうとする間もなく飛んで行っちゃったのでその時のモヤモヤがようやく晴れた気がしました。
アトリのメス


うっ、かわいい。どうやら落葉したカラマツの一部を食べているようす。
その葉で背景も黄色みがかってキレイですね。
アトリのメス


上の写真はメスですがこちらはオス。
両方とも冬羽に換わっていますがオスは冬羽でもカオの黒い部分が多く残っているのが特徴。
アトリのオス


そうしてアトリを撮っていると遠くであの鳥の鳴き声が聞こえたので早速声がした方へ向かいましたが姿は見当たらず。代わりにアカウソのオスが3羽ナナカマドに来ていました。
アカウソ


うーんキレイなおなかの色。前回の記事でもアカウソは載せましたが日が暮れた後だったのであまりいい条件ではなかったんですよね。アカウソもこうしてちゃんと撮ることができて一安心。
アカウソ


…ってアカウソ撮ってたらきたー!ヒレンジャク!よかった!いた!見れた!撮れた!
ヒレンジャクのオス


というわけでこの日の目的はこのコ、ヒレンジャクでした。羽毛をふわふわっとさせてます。
ヒレンジャクのオス


ヒレンジャクを撮れて喜んでいたのも束の間、すぐに飛んでいってしまいました。
でもまぁいることはわかったしいるのであればまた飛んでくるだろうと再びアカウソの撮影に。
アカウソ


珍しくくちばしがキレイ。ウソやギンザンマシコといったナナカマドの実を食べるアトリ科の鳥たちはむしゃむしゃと食い散らかすように食べるのでけっこうくちばしの周りがわっちゃわちゃになってることが多いんですけど。ていうか今くわえてる実なんかマズそうだけどなんでそれ選んだんだ…すぐそこにうまそうな実もたくさんあるというのに…。逆に熟しててうまいのかな。バナナよろしく腐りかけの方がうまい理論ですね。野生動物は本能でそれがわかってるってことなんでしょうか。
アカウソ


ヒレンジャクの気配もしないしただ待ってるのももったいないかな、と再びアトリがいた所へ。
まだ2羽とも同じ場所で採餌を続けていてくれました。
アトリのオス


採餌に夢中なのかこちらがじっとしていればすぐそばまで来ることも。
アトリのメス


くちばしの間からピンク色の舌が見えてます。かわいい。
アトリのメス


雪の上にもやってきました。カラマツの葉が落ちていれば冷たかろうとお構いなし。
アトリのメス


この雪は前回の記事づくりにもガッツリ関わった同月6日に降ったものの残雪と思われます。市街地では数日前にとけきっていたんですがここは山も近いためまだこのような場所が点在していました。同じ札幌市内でもこれだけ違いが出ることにちょっと驚き。
アトリのメス


後ろのカラマツがなんともキレイ。マツのなかまの針葉樹はどれも常緑樹というイメージがありますがカラマツはマツの中では唯一落葉性があり、秋にはこうして葉が落ちてしまうとのこと。さらに調べてみるとカラマツは木そのものの体力がないため葉を緑にしたまま冬を越すことができず、自身の葉を落として幹だけになることで厳しい冬を乗り越えるようです。冬が来るたび人知れずそんな苦労をしていたなんて…すごいっすねカラマツさん。
アトリのメス


そしてその一部を食べるアトリ。落ちた葉も決してムダにはなっていないんですね。ただアトリは葉を食べてるわけではなさそう。葉といっしょに落ちた枝に付いてる冬芽っていうのがお目当て…なのかな。
アトリのオス


いやいやいや。それは食えないんじゃないかな…。
アトリのオス


時には2羽は急接近。
常に近くにいるわけではありませんが、かといって離れ過ぎたりもしない距離感を保っていました。
アトリのメスとオス


黄色いじゅうたんの中で。ここまるまるしててかわいい。
アトリのメス


口元に注目してみると茶色っぽい殻のようなものが付いており、これが冬芽の一部と思われます。上の写真でも葉が生えてる根元の部分にそれっぽい丸いものが写っていますし、カラマツの冬芽について調べた結果真冬の冬芽には葉の落ちた痕である葉痕がみられるとのことなので位置的にも丸いものは冬芽で間違いなさそう。春の芽吹きに向けて栄養が溜まっているでしょうし、アトリはこの冬芽を食べるためにこの周辺で採餌をしていたのではないでしょうか。
アトリのメス


…と、観察していたら数羽のアトリが辺りを通過。それにつられるようにして2羽のアトリも飛び立ってしまいました…がすぐ近くの木の上にいました。
アトリのメス


カラマツの先端付近にも1羽。
アトリのメス


おしり側からも。
アトリのメス


さらに枝の隙間からどうにか。
こうして最後の最後に数羽のアトリが木の上で見られました。
アトリのメス


再びヒレンジャクの声が聞こえてきたのでナナカマドがある場所まで戻ってみると…うおーっいるいる!めっちゃいる!しかもいきなりいい感じのものが撮れてしまったぞ。
ヒレンジャクのオス


群れの中にはなんだか毛並みがボソボソのコが。初見の幼鳥と思われます。
ヒレンジャクの幼鳥


去年はヒレンジャクはキレンジャクの大群の中に2羽ほどがいたのみでほぼ観察の機会がなかったので実質2年ぶりの出遭いに。そのキレンジャクと比べてシックな色合いで、大雨覆先端の赤と初列雨覆、初列風切などの灰色の配色が美しい鳥です。
ヒレンジャクのメス


モチロン幼鳥に比べ成長のほうがキレイ…なのですが幼鳥はこの時期にしか観察の機会がなく、なにより今回は初見というのもあったので幼鳥を優先的に撮影。
ヒレンジャクの幼鳥


立ち位置をズラし枝被りを回避。くちばしの基部周辺を見ると茶色っぽい成鳥の羽毛に換わっており、換羽がそこから始まっていることがわかります。
ヒレンジャクの幼鳥


ちなみにヒレンジャクは外見からもいくつかのポイントから雌雄の判別が可能で、それらは成鳥の時にしかわからないものもあるのですが幼鳥の頃からすでに雌雄の違いが表れているものもあります。見るべきは尾羽の赤色の広さ。赤色の面積が広ければオス、狭ければメスです。このコは赤色の面積が広めなのでオスですね。
ヒレンジャクの幼鳥


ん、ヒヨドリが混じってるな…と一瞬思いましたが違う!これもヒレンジャクだ!冠羽も伸び切っていないので余計にヒヨドリ感が増しています。胸にもまだ縦斑があり、これくらいのコを幼鳥と呼んでほかの成長になりきっていないコは若鳥と呼んだほうが厳密にはふさわしいような気もしますが、フクザツにもなってきますし今回は成長と幼鳥でざっくり分けていこうと思います。
ヒレンジャクの幼鳥


奥のカラマツをバックにタテの構図で。
ヒレンジャクの幼鳥


その後も続々とナナカマドに飛んできます。これこれ!これを待ってたんだよ!
ヒレンジャクの幼鳥


下尾筒…つまり尾羽の付け根を正面から見たあたりに注目すると、鮮やかな朱色をしています。ここもまた雌雄の判別ができるポイントで、このくらい鮮やかなのはオスにみられる特徴。対してメスは赤みが乏しく全体的に茶色っぽいです。この点は幼鳥時にも雌雄で差が表れていますが、下尾筒が伸びきっていないことが多いのであまりハッキリ確認できないことが多いような気がします。
ヒレンジャクのオス


うーん見事な体勢。次列風切先端の赤色斑も確認できます。キレンジャクはこの部分がロウ物質なのが有名ですが、ヒレンジャクのはそういうわけでもなくただの赤い斑とのこと。
ヒレンジャクのオス


茶色っぽい下尾筒、尾羽先端の赤色が狭い…とこのコは典型的なメス。一見オスもメスも同じに見えてしまうヒレンジャクですが、意識して見るとメスは他の多くの野鳥の例に漏れず控えめな色をしているのがわかります。
ヒレンジャクのメス


カラマツをバックに撮影できるナナカマドにも飛んできてくれました。うーんキレイ。
ヒレンジャクのオス


というわけで積極的にカラマツバックを狙います。この時期にしかないシチュエーションですしね。
ヒレンジャクの幼鳥


そしてたくさん撮れる実をくわえる瞬間。
ウソとは違ってひとつひとつもいでは顔を上げて食べるので画になります。
ヒレンジャクの幼鳥


時には2羽並んだりも。尾羽先端を見るに左がオス、右がメスですね。どちらも若いコだしなんだか甘酸っぱい雰囲気。…まあつがいというわけではなくたまたま横に並んだだけなんですけど。
ヒレンジャクの幼鳥


もうちょっと引いてみると近くにはもう1羽。こっちもオスかな。
ヒレンジャクの幼鳥


じっと実を見る。
ヒレンジャクの幼鳥


からのおしり。
ヒレンジャクの幼鳥


向かい合うオス。
ヒレンジャクの幼鳥


これはけっこういい感じかな。舌がハッキリ写ってるのがいい。
ヒレンジャクの幼鳥


その間もアカウソは近くでナナカマドを食べ続けていました。ナナカマドの赤と空の水色がキレイ。
アカウソ


アカウソとする判断材料のひとつである尾羽の白い軸斑も確認できます。これがないのに胸が赤いウソやあるけど胸は赤くないウソなど時々判別に困るコがいたりしますがこのコは胸も赤いしアカウソで間違いなさそうです。
アカウソ


眩しそうな表情をしたりも。ウソってけっこう表情が豊かですよね。
アカウソ


1羽のヒレンジャクにそろりそろりとこっそり接近。
ヒレンジャクの幼鳥


そのままその場で採餌をしてくれました。ふっくらしてるように見える構図。
ヒレンジャクの幼鳥


虹彩の色もよくわかります。ヒレンジャクの虹彩ってキレンジャクに比べて明るい茶色をしていますよね。自分はこっちのほうが好みかな。この目を見るとオオアカゲラの目を思い出したりもします。オオアカゲラの虹彩もアカゲラに比べて明るい色をしているので…。
ヒレンジャクの幼鳥


こちらも実をくわえ上げるポーズ。そしてその奥には…
ヒレンジャクの幼鳥


オスの成鳥の姿が。幼鳥ばかりを見た後だとすごいキレイに見えますね。
胸から腰にかけての淡い黄色がキレイですしボサボサしてない。
ヒレンジャクのオス


首をひねるようにしての採餌。もうちょっとラクな体勢で食べられそうなもんですが…。
ヒレンジャクの幼鳥


このポジションはバックが程よくボケていいですね。ヒレンジャクが引き立ちます。
ヒレンジャクの幼鳥


そのボケ加減の中でのくわえ上げ。強いて言うならナナカマドとヒレンジャクの位置関係が逆ならよかった…んですがそこまでは求めすぎかな。
ヒレンジャクの幼鳥


実がないところにも。まったくないとちょっとさみしい。
ヒレンジャクの幼鳥


ヒレンジャクラストはメスの成鳥。上で挙げた雌雄の判別方法はどちらも尾羽周りにポイントがあったためこのような写真だと確認ができませんが、喉元の黒い部分に注目すると胸の境がぼんやりしており若干グラデーションっぽくなっています。この境がバッツリ分かれていればオスなのでこのコはメスということに。まあチラッと見えてる下尾筒もメスの特徴が出てますしね。
ヒレンジャクのメス


ここからさらに森林を研究してそうなところへ移動してみるとチラホラとツグミの姿が。まだ警戒心が強く小群を見つけても近付く前に飛ばれてしまっていましたが、群れとは少し離れたところにぽつんと留まっている1羽を発見。お…おぉハチジョウツグミじゃん!
ハチジョウツグミ


10分以上同じところに留まっていたためじっくり観察できましたがツグミの群れが近付くとそこへ合流。どうにかすかさず撮れましたがこの直後に群れといっしょに飛んでいってしまいました。
ハチジョウツグミ


ちなみにこちらが普通のツグミ。胸に黒い斑があるのが特徴ですがハチジョウツグミは上のようにレンガ色。両種は亜種扱いなので図鑑でもツグミのページにいっしょに載っていますが、同じ亜種同士のウソとアカウソとは異なりハチジョウツグミはどこかツグミの群れとは一線を引いているような、基本単独行動の印象。ここでは過去にもハチジョウツグミを撮っていたためまた来ていないかなとツグミを一羽一羽注意深く見ていたのですが、早速見つけることができてよかったです。
ツグミ


まだ11月も半ばに差し掛かろうというタイミングでの探鳥でしたが、アトリにアカウソ、ヒレンジャクにハチジョウツグミ…と名前だけ見れば真冬でもおかしくない面々を一度に見ることとなりました。これくらいの時期にアトリをじっくり観察する機会は過去になかったので色々と新鮮だったように思います。さらにそれをこうして記事にするにあたってカラマツという樹木の特徴を一端でも知ることができたのは地味なようで大きな収穫。そうして植物についてわずかにであっても知識を深めていくことは野鳥をより深く知ることにも繋がりますしね。
ヒレンジャクは幼鳥を見られたのも嬉しかったのですがとりあえずこの年も見られて一安心でした。またロクに見られずに春になっていたらヒレンジャクロスがすごかったと思うので…。しかもここで出遭ったのは実に3年ぶり。若干の懐かしさを感じながらの撮影でした。かなり広い公園なんですがこの時期はここのナナカマドに来ることが多いんですかね。そのあたりはこれから先、またヒレンジャクが飛来した年に様子を見ていけたらなと思います。

写真 | 19:33:46 | トラックバック(0) | コメント(5)
雪降ればフィーバー
お待ちかねのお盆休みも過ぎ去り一気に8月も最終週!えっもう9月になるの!?そのお盆はというと今年は全体的に天気が悪く出掛けようにも出掛けられず、ただ黙って降りしきる雨を眺めるのみ…なんて状況だったのですがおかげでブログの記事作成の時間が少し多めに取れました!昼でも涼しかったですしあれはあれでかえってありがたかったかも。その少し前までは太平洋でウロウロしていた台風5号があろうことか日本を縦断するという嫌がらせ同然の進路を取り、札幌近郊も去年の夏の台風10号と同じような被害が出ないかと不安視しておりましたが特にそういうこともなかったのでいつも通りの晩夏を迎えられそうです。今週は今週で急な雷雨に注意とか不安を煽ってたのに全然降らなかったじゃないですか!まあ現地ではちょっと降ったけど!おかげで予定も大きく狂いました…が記事はどうにかできました!さー久しぶりの更新だ!

今回は去年の11月6日に近所の公園で撮ってきた写真…ですが撮ってる鳥はほぼ1種類のみ。しかし厳選しても量が相当なものになったのでその1種類の写真をひたすら載っけていくという少し特別編に近い回です。この数日前にも別の場所でいくらか撮ってはいますし、それゆえ時系列も若干前後はしてしまうのですがこれからのことを考えるとこの日はこの日でひと括りにしてしまったほうがまとまりはいいのでとりあえずここで記事にしておこうと思います。


この日は朝起きると雪がとんでもない量積もっており、予報でも雪となっていたとはいえ唖然とする光景に。どうやら一晩で23センチ降ったらしく、11月上旬に20センチ以上の雪が降ったのは統計開始以来初の出来事だったとのこと。しかしそんなレベルでの季節外れの雪が降ったのであれば公園にももしかしたらなにか変化が起こっているかも…と午後から近所の公園を覗きに行ってきました。すると木から降りたり上がったりする鳥の影を発見。あれは…おぉっ、ルリビタキだ!
ルリビタキのオス


しかも1羽や2羽ではなく、数羽が一定の範囲に集中して集まっている。なにこれ。…なにこれ!?
ルリビタキのオス


今まで見たこともない光景に興奮、そして少し動揺。とんでもないことになってるんですけど。
ルリビタキのオス


どうやら突然の大雪によって、焦って渡りを急いだと思われるルリビタキたちがごそっと公園に飛んできた模様。予想以上の変化が公園に起こっていました。
ルリビタキのオス


というわけで今回の記事はこのルリビタキが主役です。目の前を飛び回るルリビタキをこれでもかというくらい撮ってしまったので以下ほぼルリビタキオンリーでお送りしていきます。
ルリビタキのオス


このコは色味から第3回冬羽…かな。第2回冬羽にしては褐色の羽毛が目立たないし。
ルリビタキのオス


正面気味に。直後に撮っていますがたぶん別個体。
ルリビタキのオス


個体識別に使えそうなのは眉斑の入り具合と胸の瑠璃色の羽毛の割合。こちらは胸元が白っぽい。
ルリビタキのオス


それに対しこちらのルリビタキはかなり瑠璃色の羽毛が目立ちます。同じくらいの換羽状態で紛らわしい個体はこうしてできる範囲で識別していこうかなと思います。
ルリビタキのオス


胸の瑠璃色が目立つコもかなり換羽が進んでいます。
風切羽まで青みを帯び始めているので成熟するまでもう間もない個体ですね。
ルリビタキのオス


代わる代わる木から降りては採餌に勤しみ、また木の上へ飛んでいきますが複数羽いると時にはこんな場面も。このコは白い眉斑がくちばしの下にもある3羽目の個体。
ルリビタキのオス


モチロン瑠璃色のオスだけでなく、茶色い地味ないわゆるメスタイプの姿も。ここで悩まされるのはやはり雌雄の判別。第1回冬羽の時点ではオスもメスのような色をしているというのは過去に述べた通りで困難を極めます。脇のオレンジ色が薄めでこれはメス寄りの特徴ですが、春先で用いた我流の判別ポイントからいくと喉元の白い部分と周りの茶色い部分の境が明瞭なのでオスという結論。
ルリビタキのオス…かな…


時折吹く風で木から降る雪を背景に。
ルリビタキのオス


こちらは眉斑がかなり細い4羽目のオス。
ルリビタキのオス


これらの写真ではあまり目立ちませんが、褐色の羽毛がちょこちょこ見られるので第2回冬羽に近そう。
ルリビタキのオス


眉斑の濃さ、太さは換羽の進み具合に比例するのかというと一概にそうとは言えないと思われますが、これまで出遭った第2回冬羽の個体は細いのが多め。まーでもたまたまかな。
ルリビタキのオス


またも登場茶色いコ。たぶん別個体。
ルリビタキのメス…かな…


う~~んオスかな~メスかな~。どっちかと言うとメスっぽい。
ルリビタキのメス…かな…


枝の上にいるところも。雪原から木の上に変わると露出の調整が忙しい。
ルリビタキのオス


先を整えたような眉斑のコ。というわけで瑠璃色5羽目。
ルリビタキのオス


斜め後ろから。風で冠羽みたいになってます。
ルリビタキのオス…かな…


喉元の白さがキレイですね。なのでオス認定した1羽目の茶色いコ。
ルリビタキのオス…かな…


クチ開けてるとこ。
ルリビタキのメス…かな…


…と、その差分。かわいいから。たぶん3羽目の茶色いコでメス…かな。これまで以上に自信ない。
ルリビタキのメス…かな…


この褐色具合は第2回冬羽で間違いないですね。6羽目ということで。
ルリビタキのオス


胸のこの瑠璃色は2羽目のコですね。これくらい特徴的だと識別もラクなんですが…。
ルリビタキのオス


眉斑が後ろへ伸びていくにしたがって薄くなっており、褐色の羽毛も目に見えて目立っています。
2つ上に写っている6羽目、第2回冬羽のコ…だと思う。
ルリビタキのオス


すぐそばにはあの整えたような眉斑のコが。このコの羽はかなりキレイに見えます。
ルリビタキのオス


紅葉をバックに、雪といっしょに。
ルリビタキのオス


そしてかなりの太眉のコも。これで7羽目。
ルリビタキのオス


枝の上にいたのは眉斑が目の上で急になくなっているコ。これで8羽目…ってそんなに?
うーんこんなになってくるとどれかとどれかは同じような気もしてくる…。
ルリビタキのオス


この8羽目のコはおそらくこの記事の3枚目と4枚目に載っけたのと同個体。
冒頭は状況説明の文章のみでカウントしていなかったので。
ルリビタキのオス


で、なんか肩羽の瑠璃色がキレイに出てたし丸っこくかわいく撮れてたので差分をちょこちょこと。
ただでさえ枚数が多いのに…でもボツにできなかった…。
ルリビタキのオス


これが一番色々とバランスよく写ってるかな。紅葉の黄色も入ってるのがいいよね。
ルリビタキのオス


バックの紅葉の割合が多めのも撮れました。
ルリビタキのオス


…えーと…目の後ろ側にぽつんと白い眉斑がある。喉の白い部分にも向かって左側に瑠璃色部分が。
きゅ…9羽…目…?
ルリビタキのオス


上を見上げる。たぶん整え眉斑のコ。
ルリビタキのオス


これはもう完全な第2回冬羽。かなり褐色の羽毛が残っています。10羽目。
ルリビタキのオス


やっぱりキレイなオスの姿ばかり撮ろうとしてしまいますが近くに来てくれたのでメスも。
3羽目のコと思われます。
ルリビタキのメス…かな…


ふと上に大きめの鳥が留まったので確認するとキジバトでした。この公園で見るのは初めて。
ルリビタキ同様渡りの途中でこの公園に寄ったのでしょうね。
キジバト


次に地面に降りたのは6羽目に見つけた第2回冬羽のコ。
脇のオレンジ色のすぐ上にも瑠璃色の羽毛が多くあるのが特徴ですね。
ルリビタキのオス


また今までのどの特徴にも当てはまらないコが出てきましたね…。えーと11羽目。
ルリビタキのオス


眉斑が急になくなっていた8羽目のコにも似ていますが眉斑の伸び方や胸の色合いがビミョーに違います。しかし上の写真のコとは同個体なのに眉斑がけっこう違うようにも見える。この数分の間にもこうして羽毛の見え方で変わって見えてくるので、一応カウント数は参考程度に留めておいていただければなと…。
ルリビタキのオス


採餌に夢中だったということもあり、かなり近寄ってきてくれました。あ~~キレイ。
次列風切も瑠璃色に変わり始めているのがよくわかります。
ルリビタキのオス


向かって左の眉斑はこんな感じ。うーんやっぱ8羽目のコとは違う…。
ルリビタキのオス


この太眉は7羽目のコ。しれっと上では流してますがこの日一番深い瑠璃色をしていたのはこのコ。
風切羽も大部分が瑠璃色です。
ルリビタキのオス


メスも合間合間に出てきてくれます。たぶんこのコも3羽目。
ルリビタキのメス…かな…


6羽目のコは枝の上で再び発見。褐色の羽毛の部分がよくわかる。
ルリビタキのオス


深い瑠璃色の太眉の7羽目も地面に降りてきました。
ルリビタキのオス


うーんやっぱり青みがぜんぜん違う。もう瑠璃色というより群青に近いですね。
ルリビタキのオス


だんだん日も傾いてきて雪原が夕日に照らされ始めました。
表面の凹凸が陰影によって映し出されて画が映えます。
ルリビタキのオス


おっ、このコはかなりアイリングがハッキリしてて胸も黄色っぽい。
これはかなり特徴的。12羽目認定。
ルリビタキのオス


夕陽のなかのメス。3羽目っぽい。
ルリビタキのメス…かな…


振り向き差分も載っけときます。このコもアイリングが目立ちますね。
ルリビタキのメス…かな…


太眉のコにそっくりな13羽目。
次列風切の換羽が太眉のコよりも進んでいないようなので別個体としました。
ルリビタキのオス


反対側を向いたときの眉の太さもぜんぜん違います。たぶん他のどのコとも被ってないと思うんだよなー。肩の瑠璃色もキレイに出てるし全体的にかなり美しめ。
ルリビタキのオス


枝の上にも。このアングルだと左の羽も見えてます。
ルリビタキのオス


さらに近い枝にいたのは目の後ろにぽつんと白い眉斑のある9羽目のコ。
ブレてましたが振り向いた瞬間の写真に同様の特徴があったので間違いないかと。
ルリビタキのオス


再び降りてきたのは13番目のコ。小翼羽と思われる白っぽい羽が上の写真と同じくかなり目立っています。これはいい同定ポイント。
ルリビタキのオス


ルリビタキを撮っていると木の幹をちょこちょこ飛び回る鳥を発見。
最初はカラ類のなにかかと思いましたが少し小さい。うおっ…ミソサザイ!?
ミソサザイ


まさかこの公園でミソサザイまで見ることになろうとは。
しかもこんな季節に。ルリビタキと同じく急いで移動してきたのかな。
ミソサザイ


ミソサザイは大きな渡りは行わず、冬でも川辺などで見られますがこのくらいの時期には山地から低地へ漂行してくる個体がいるとのこと。このミソサザイもそうしてこの公園へ来たのでしょうね。
ミソサザイ


木の幹ばかりに寄ってくるのはなんでだろうと思っていたらどうやら木の皮の隙間にいるムシを探していたようす。春先に川辺で見られる時とは全然違った行動を取ってる。おもしろ。
ミソサザイ


夕陽の当たる場所に出てきてくれたのは6羽目のコ。
こうして振り返ってみるとなんだかかなりの登場頻度。けっこう愛想のいいコだったんですね。
ルリビタキのオス


夕方ということでルリビタキの行動が活発になり始めていたこともあり、盛んにムシを獲っていました。雪の粒の照らされ加減もまたキレイ。
ルリビタキのオス


次に降りてきたのはあの眉斑が目の上で急になくなっていた8羽目のコ。お久しぶりの登場です。
ルリビタキのオス


その8羽目にそっくりな14羽目のコも現れました。
眉斑が根元で一度切れているようにみえるコです。
ルリビタキのオス


そして褐色の羽毛が多めの第二回冬羽でもあります。同じ第二回冬羽は4、6、9、10羽目のコがいましたが4羽目は眉斑が細いのでまず除外するとして、6羽目は3つ上の写真でもわかりますがここまで左目の上の眉斑がここまで濃くありません。9羽目のあの右目の上のぽつんとある眉斑も上の写真では確認できず、10羽目はもう眉斑は目の後ろまでハッキリある上に褐色の羽毛の割合がかなり高い、とどのコにも当てはまらないのでもう別個体ってことでいいよね。
ルリビタキのオス


8羽目のコ以上に見ていなかった3羽目のコもここで降りてきました。
このコは胸元のほか、喉元にも黄色みが見られるのでだいぶ見分けがつく方です。
ルリビタキのオス


枝の上には今度はメスの姿が。あーこれはかなりメスっぽいですね。2羽目のメスに近い。
ルリビタキのメス…かな…


で、こっちはオスっぽい。脇のオレンジ色だけで判断すればまったく逆の結論になるのであまり確信はないです。
ルリビタキのオス…かな…


また近くにミソサザイが来ました。キクイタダキと並んで日本最小の鳥ということもありすばしこくなかなかピントが合いませんでしたが、これはいい画で撮れてます。
ミソサザイ


最後に近くで撮らせてくれたのはあの2羽目の胸の瑠璃色が目立つコです。
ルリビタキのオス


近くで見るとより鮮明ですね。白い羽毛と混じっていることで胸の羽毛がどういう流れで生えているかがわかります。
ルリビタキのオス


太眉の7羽目に次ぐ風切羽の青みもさらにハッキリと。
ルリビタキのオス


さらに時間が進み日没間際だからかずいぶんと長い間下にいてくれました。
やはりルリビタキを撮るならギリギリまで粘るべきですね。
ルリビタキのオス


てな感じで一日ルリビタキの撮影に没頭していた日となりました。うー満足。
次にこんな日が来るのはいつになることやら…。
ルリビタキのオス


日もほぼ沈んだので公園をひと回りして帰ろうとするとナナカマドにはアカウソの姿が。
確かに来てしばらくした頃に遠目に見てはいたんですが…こんな近くにいたんだ。
アカウソのオス


オスとメスでなかよくナナカマドの実を食べていました。
ただまあさすがに今回はルリビタキを優先しちゃうよね。
アカウソのメス


突然降り積もった大量の雪は次の日にチャリを一日封印せざるを得ない状況に追い込むなど自分もガッツリ被害を受けましたが、その一方でこんなパラダイスももたらしてくれました。さすがにこの出来事は今でも印象深いです。しかも一日この場所からほとんど動いていないのにあの数ですからね。公園の一角であんな状況ということは、全体で見たら倍近い数がいたんじゃないですかね…すご…。まあ重複してカウントしていることも全然あり得ると思いますし、最初の方に見たコは後半になるとパッタリ出てきていませんし逆もまた然りなので公園内をあちこち移動しているのだとしても瑠璃色のオスだけでも20羽くらいはいたんじゃないかと。
ていうか個体識別を今回は試みましたがコレ結構なムチャでしたね…。何度2つの写真を見比べたんだろう。写っていない角度も前後のボツ写真で参考になるものがあればそれと見比べたりもしたんでこれまでに比べてはるかに労力のかかっている記事となりました。ただでさえ更新が滞っているというのにね!あんまりここまでのレベルで個体識別をしているブログもないと思うので斬新だったのでは?でもなんでみんなやらないのかわかった!クソ大変!ホントはお盆中に一気に半分くらい進めたんですがそうしてまたズルズルと伸びに伸びて結局月末更新に。なんか最近記事づくりの気力と体力が平日帰ってくると残ってないんですよね。あっヤバい言い訳じみてきた。どうにか振り絞って進めます!モチベはあるんです!こっからこっから!

写真 | 22:00:27 | トラックバック(0) | コメント(2)
深まる秋の色とともに
毎日毎日うだるような暑さが続いていますね!7月っていつもこんなに暑かったかな…なんて思ってたら125年ぶりの暑さだとか。30度を超えるのはまあ夏ですしアリかな、と思いますがこう何日もだと流石に参るんですけど!昨日今日はそれほどでもありませんでしたがなんなんすか昨日の雨は…。ちょっと呆気にとられちゃったよね。そろそろ札幌の夏らしい気温と気候が恋しいところですが、来週の予報を見る限りではだいぶ落ち着いてきそうなのでちょっと安心。パッとはしてませんけどね!とりあえずこの隙にブログは更新しておきますよ!
今回の更新は10月後半分!ついに石狩エリアからは完全に離れ、近所の公園や西岡の水源池などで撮った写真です!


最初は10月15日に近所の公園へ出かけてみた時の分から。
着いてまず発見したのはビンズイ。最後に見たのはさらに前の年の5月だったのでかなり久々の出遭いでした。その時見たのも円山や旭山の記念公園といった山の方だったのでこんな場所にいるのが意外に感じられましたが、渡りの時期は平地の公園でも見られるものなんですね。
ビンズイ


散策を続けていると目の前に何かが降りてくるのが見え、色と大きさから最初はキジバトかな、と思いましたが一応カメラを向けて撮ってみると…。!?えぇっ!?ヤ…ヤマシギ!?すげーこんなところでヤマシギを見ることになろうとは…。公園内でもやはりこういう斜面のあるところが落ち着くんでしょうね。初見でしたししばし興奮しながらその様子を観察していると、丘の向こう側へ飛んでいきそのまま見失っていましました。
ヤマシギ


チッ、チッと地鳴きが聞こえた先ではアオジが2羽。
この時期は冬羽なので判別しづらいですがこれはメス…かな。
アオジのメス


そのアオジの中に紛れて採餌していたのはカシラダカ。渡りの時期であろうともカシラダカもまた平地にいるイメージがありませんでしたし、アオジと似てるので危うく見過ごすところでした。
カシラダカのメスかな


昼過ぎにはハイマツの中でなにやらゴソゴソと鳥の気配。もしやと思い枝の隙間から撮れたのを確認してみると…うおぉっ…!コマドリ…!ドキドキしながらその後手前に出てきてくれたところでようやく枝被りのない写真が撮れました。口角が肌色をしているため幼鳥かとも思いましたがこの時期の幼鳥…つまりこの年に生まれた個体であればここまでオレンジ色が出ないためメスの成鳥と判断しました。どうやらコマドリは成鳥でも口角が肌色の個体もいるようなのでそのタイプなんじゃないかなと。
コマドリのメス


それからは暗い林床を好むという習性全開で全然明るみに出てこず載せられるのはこの夕日に照らされた1枚くらい。でも秋にまた見られてよかった。
コマドリのメス



ここからは次の日の16日に撮った写真。
前日にコマドリを発見している上この日は朝から晴れの予報…ということでワクワクしながらまた近所の公園へ。さっそくハイマツの中を潜行する鳥影を捉えたので出てくるのを待つと…あ…あれ?お前さんは…ヤブサメじゃん!
ヤブサメ


まあコマドリもそのうち出てくるだろうととりあえず公園内を軽く散策。すると朝日に照らされたマミチャジナイを発見。雨覆の先端がちょっと白っぽく見えますがたぶん光の加減によるものかと思われるのでメスの成鳥かな。
マミチャジナイのメス


それからは再びコマドリの登場を期待してハイマツ前で待機。
その間しばしば出てきてくれるヤブサメを撮影することに。
ヤブサメ


この年の初夏にはほとんどヤブサメの写真は撮っていなかったのでこれはこれでいい機会。地味な体色の上その名の通り藪のような薄暗い場所を好むためあまり進んで撮られることのないイメージですが、小さくてかわいいですしこうして出てきてくれるのであれば撮っておきたい鳥です。
ヤブサメ


昇りきらない朝日がいい感じにフォトジェニックにしてくれます。
じっくり撮影するにはバッチリの時間帯。
ヤブサメ


背景のボケ加減がステキ。なんか右にタテにキャッチコピー的なものを入れたい。
ヤブサメ


上もそうですがちょいちょい正面顔が撮れました。かわいい。
ヤブサメ


時たまハイマツから少し離れ餌を取りにきます。
ヤブサメ


で、また引っ込む。基本はやっぱりマツの下。
ヤブサメ


そしてアタマをよぎる「もしかしてもうコマドリいないんじゃ…」という予感。
まあそれはそれでってことでよりよいヤブサメ写真の撮影を続行することに。
ヤブサメ


このあたりでハイマツから笹薮へ移動し採餌していました。名前が名前ですからね、やっぱ笹藪の中にいたほうがヤブサメらしい。ただ藪を辞書で引くと草や低木、竹などが生い茂っているところとあるのでハイマツの下にいるのも藪の中と言えるみたい。
ヤブサメ


脚がよく目立つ一枚。この脚がニガテ…という意見を主に女性から聞くことがありますがわからなくはないです。特にこのように肉色をしているとよりリアルないきもの感に襲われるかも。でも自分的にはここカッコいいポイントなんだよなー。ただこの写真に限って言えばちょっとコワいね。
ヤブサメ


日も昇ってきてだいぶ明るくなってきました。ヤブサメもまだまだ採餌中。
ヤブサメ



ヤブサメ


光線状態や構図で言えばコレがこの日一番のヤブサメ写真かな。体や目の光の当たり加減が朝日の柔らかい感じがよく出てる。ボケきらない背景も笹薮であることがわかるので生態も一緒に表せてかえって効果的になってるんじゃないでしょうか。
ヤブサメ


その後は向こうにコマドリが移動していないかと知り合いの方のクルマに乗っけてもらい豊平の公園へ。コマドリの姿はありませんでしたが、シロハラがイチイの木に来ていました。こちらも朝のマミチャジナイ同様、雨覆の先端に白斑がないので立派なメスの成鳥かと思われます。
シロハラのメス


さらに公園内でお会いした方から遊水地にコウノトリが来ているとの情報を頂き、じゃあ行ってみようかと再び知り合いの方のクルマに乗っけてもらい札幌から少し南へ下り、千歳の遊水地へ。到着するとたくさんクルマが留まっており、カメラマンたちの砲列の先にコウノトリを発見。
コウノトリ


コウノトリは昔は全国的に分布していたようですが1971年に野生での個体が絶滅し、現在は人工繁殖で育った個体が兵庫県豊岡市を中心に100羽ほどが野生で生息しているのみ。最近は鳥取県でのハンターの誤射が話題にもなりましたね。地球上での総数も約2000~3000羽と少なく、レッドリストでも絶滅危惧IA類に指定されています。このコは足輪が付いていないので国内で育ったものではなく大陸から渡ってきた個体のようでした。
コウノトリ


観察している間は水中の餌を探して右往左往しているのが主でしたが一度飛び上がったりも。自分一人の力では来れない場所だったので知り合いの方には本当に感謝です。ありがとうございました。
コウノトリ



続いては10月23日に西岡の水源池のある公園で撮ったもの。
森を通過する鳥たちがいないかと散策を始めたところ、まずアオジを発見。このコはメスかな。
アオジのメス


このコはくちばしの基部に黒みがあるのでオス。
全体的な色合いも夏羽の名残が色濃く残っています。
アオジのオス


散策を続けるとカシラダカも見つけました。紅葉がバックになってキレイ。
カシラダカのオス


同じ枝のほぼ同じ位置にまたカシラダカが留まりました…がさっきのコとは別個体。胸にピッと残っている黒色の羽毛が上のコにはありません。おそらくこの特徴はオスの第一回冬羽に見られるもの…なのではと思いますがイマイチ確証が得られないのでそこは参考程度にってことで。それにこのコは第一回冬羽にしては胸の茶色い羽毛がしっかりとあるのでどっちかというと成鳥っぽい。
カシラダカのオス


まだ10月だというのにマヒワの姿も見られました。自分が過去に遭遇した中でも最も早い。
こんな時期から飛来していることもあるんですね。
マヒワのメス


枯れ葉の中でまたもカシラダカを発見。
この日はあちこちで姿が見られたため、それに伴い写真も多めに。
カシラダカのオス…かな


こちらは胸や脇のこげ茶色の色合いも濃く、耳羽の周りが黒っぽいためオスの成鳥の冬羽…かな。冬羽のカシラダカの雌雄の判別は基本的に困難とされていますが、後者の耳羽周辺が黒っぽいかそうでないかという点はある程度の判断材料にはなると思われます。
カシラダカのオス


オオアカゲラのオスとも遭遇。7月に見たのが最後ですがこれまでのスパンを考えるとわりかし早めの再会。出遭えるとやっぱ嬉しいですね。
オオアカゲラのオス


キツツキ類ですしタテの構図でも。
紅葉も少し入れられました。
オオアカゲラのオス


さらに画角に対する紅葉率がより高いものも。これで夏のオオアカゲラ、秋のオオアカゲラと撮れたので残りは冬と春ですね。冬はまだしも春は難易度高そう。
オオアカゲラのオス


突然小鳥の小群が飛んできたのでどちらさんかと思ったらアトリの群れでした。しかし自分のすぐ上に飛んできたのでかえって写しづらいという事態に。モロ空抜けであんまいい写真ではないですが記録も兼ねて載っけときます。
アトリのメス


14時を回りそろそろ鳥たちの活動が活発化する時間になった頃、カシラダカが20~30羽くらいの群れで密集してる場所を発見。このコは耳羽の周りがそれほど黒くないのでメスでしょうか。
カシラダカのメス


一つの枝に2羽留まったりも。左がオスで右がメス…かな。
カシラダカのオスとメス


付近でジュルリジュルリと声がしたので辺りを見回すとシマエナガを発見。
まだ秋なのでふわもこ状態ではありませんがそれでもかわいい。
シマエナガ


カシラダカは依然たくさん見られたのでドンドン撮影。このコはメスと思われますが胸にちょっと黒みがあるのでオスの第一回冬羽かも。メスと若いオスの識別は特にムズかしいんですよね…。
カシラダカのメス…かな


先程留まっていたところにまたカシラダカが。上の写真でも似たようなことが起こってましたがなんなんだろ。留まるポイントの好みは全カシラダカ共通なのだろうか…。
カシラダカのオス


もこもこしてかわいかったので振り向き差分。
こっちは枝が煩雑ですがバックの黄色はより鮮やか。
カシラダカのオス


これもかわいくて没にできなかったのでちょっとだけ横向いたとこも。
耳羽周辺に加え、冠羽も黒っぽいのでオスということで。
カシラダカのオス


帰り際に木道を通っていたら目の前にも降りてきてくれました。耳羽の黒みに胸の黒斑、胸や脇の茶色い羽毛が細くまばらにしか見られないことからこのコはかなりオスの第一回冬羽の可能性が高そうです。
カシラダカのオス



最後は10月29日に近所の公園で撮った写真を一枚だけ。
ついにルリビタキが公園に戻ってきていました。
このコはオスの第2回夏羽ですね。春と同じく夕方に活発に動いていました。
ルリビタキのオス


9月あたりから公園や森などで徐々に見られ、10月も終わろうかという頃になってもまだまだ小鳥たちの渡りは続いていました。前半に載せたビンズイは撮って早々に姿が見られなくなってしまいましたし、カシラダカもヤマシギも午前中のごく短い時間にしか見られなかったので振り返ってみると労を惜しまず朝から散策を行うのは大切だなと再認識させられました。ていうかこの3種はてっきり渡りのときであっても公園に飛来するとは思っていなかったのでかなり意外でしたね。
コマドリはたった一日でいなくなってしまいましたが、秋もちゃんと来てくれるのがわかったのでその存在を確認できたのはデカかったかも。今度はオスが来てくれるといいなあ。
西岡での本命は実はミヤマホオジロだったのですがこの日は姿ナシ。まあそこは今年に期待ですね…ってもう3ヶ月くらいしかないじゃん!どうにか記事更新に充てる時間を確保せねば…。がんばります。

写真 | 21:10:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
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