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鳶水雲

里のひと:鳶水雲
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描いた絵や撮った写真を置いて
おいたり、思ったことを長々と
述べたいときに記事が増える
ところです。

Twitterもやっております。pixivIDは1540411。
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嵐の後の賑やかさ
冬の間に降り積もった雪もずいぶんととけ始め、地面がかなり見えてきましたね!ここ数週間で気温もまたぐっと上がりさらに雪どけも進み、先週ついにあの最強の乗り物を解禁しました!!いやあ長いようで長かった。長きに渡って長々と待ちましたとも!早速もう乗りまくってますよ!しかも今週は3連休じゃないっすか!イエーイ!連休もしばらく来なかったのでそちらも嬉しい!まだ明日もお休みだなんて!とかなんとかテンション爆上がりで記事更新といきましょう!!
今回更新する記事は9月3日に石狩エリアで撮った写真と4日に近所の公園で撮った写真を少々。ちょっといつもよりズルズルと続いていきますがご容赦ください。


この日は東埠頭へ直行。到着するとすぐにキョウジョシギの幼鳥を見つけました。
キョウジョシギの幼鳥


すぐ近くにはもう1羽いたのですがなかなかカオを上げるタイミングが合いません。
地面もボコボコしてて隠れちゃいがちだし…。
キョウジョシギの幼鳥


そうして採餌に夢中だったため、前の週に来たときよりもずっと動きが活発でした。朝ですしね。
キョウジョシギの幼鳥


キョウジョシギのそばにはメダイチドリの幼鳥もいました。
幼鳥ですがけっこう羽が摩耗しています。
メダイチドリの幼鳥


こちらは別個体。
雨覆などがかなりキレイな状態で残っており、幼鳥の証である白い羽縁もしっかり確認できます。
メダイチドリの幼鳥


メダイチドリにカメラを向けている間もキョウジョシギはせっせと土をほじって餌探し。
すぐそばのメダイチドリがいる地面の起伏の違いから、お互いの好む環境がわかりますね。
キョウジョシギの幼鳥


過去これほどキョウジョシギを確認できた年はなかったことや、活発に行動していたということもありこの日はついついたくさん撮ってしまいました。ほかのキョウジョシギが近付くのも狙っていたのですが、付かず離れずの距離感でいることが多くフレームに収めるだけでもチャンスがなかなかありません。
キョウジョシギの幼鳥


辺りを少し見回してみるとハマシギを発見。
どちらも幼鳥のようですが左のコのほうが胸の黒みが強い。
ハマシギの幼鳥


ハマシギをもう少し撮ろうとしたら近くにひと回り大きいシギが。あれは…キリアイ!?
キリアイの幼鳥


初めて見るキリアイに少々ドキドキしつつ撮影。キリアイもまた興味関心のないひとにはほかのシギと同じような感じに見えるシギかと思いますが、長めで先端が下へ少し曲がったくちばしや、2本の眉斑が特徴。
キリアイの幼鳥


おっ。いやお前さんも撮りたくないわけじゃないんですけど目の前にキリアイがいて…。などとハマシギにも目移りしていると数分後にどちらも急に飛び立ってしまいました。うーんキリアイ…もうちょっと撮りたかった…。
ハマシギの幼鳥


少し未練が残るまま水たまりの方へ行ってみると…おぉキアシシギ!
キアシシギの幼鳥


成鳥はお盆に遠くにいるのを見ていますがこちらはこの年初見の幼鳥。
観察をしつつ近付いてくれるであろうポジションへ回り込みます。
キアシシギの幼鳥


さっきからウロウロしてるその辺も悪くない場所なんすけど…特徴的な黄色い脚が隠れちゃうかな!
キアシシギの幼鳥


で、実は2羽いました。前の年も幼鳥が2羽で海岸にいるのを見ているのですがこの頃からつがいでいることが多いのでしょうか。
キアシシギの幼鳥


進行方向の先でじっとしゃがんで待っているとどんどんと近付いてきます。おーいいっすねー。黄色い脚もちゃんと撮れてます。幼鳥はこの羽先にポツポツとある白斑が特徴。
キアシシギの幼鳥


すると目下2メートルほどの距離でおもむろに水浴びを開始。めちゃめちゃリラックスしてません!?いやこちらとしてもありがたいし気にされていないようなので嬉しいんですけど。
キアシシギの幼鳥


あまりに近いのでほとんどトリミングの必要がありません…がフレーミングに気を使います。
まあここは素直に真ん中に被写体を真ん中に配置しといていいかな。
キアシシギの幼鳥


ひとしきり浴び終えるとブルブルッとなってモコモコッっと。
キアシシギの幼鳥


そしてひといき。うーんイカす。
キアシシギは成鳥幼鳥を問わず洗練されたフォルムで好きなシギです。
キアシシギの幼鳥


さらにもう1羽も近付いてきました。
キアシシギの幼鳥


からのじゃれ合い。こんなところ初めて見た!ちょっとカンドー。
キチンと写真にも撮れててよかった。
キアシシギの幼鳥


キョウジョシギのところへ戻ってみるとまだ盛んに土を掘り返しています。
まだ7時ちょい過ぎですしね。吹っ飛ぶ土も撮れてます。
キョウジョシギの幼鳥


草むらの方へ行くのを目で追っていると別のシギと急接近。あれは…ソリハシシギだ!
キョウジョシギとソリハシシギの幼鳥


というわけでソリハシシギの撮影に移行。肩羽の黒斑が目立つ…とはいえ脚の色など全体的に淡い色合いなので幼鳥でしょうか。この写真のようにずっと片足で立っており右脚を負傷しているのかな…と少し心配になり撮るのもこの辺で切り上げておいたのですが、しばらく後に遠くから見てるとフツーにスタコラ歩いてました。いや元気なんじゃん!ま…まあ歩けはするけどあんまり調子はよくなかったのかもしれないし…。
ソリハシシギの幼鳥


そしてまたまたキョウジョシギの元へ。いやもうこんな日がいつあるかなんてわかんないんでまだまだ撮りますよ!来たときよりだいぶ明るくなってきました。
キョウジョシギの幼鳥


草むらをバックに。基本土の上で体色も茶色がベースとただでさえ地味な絵面になりがちなので、緑が入るとキョウジョシギが引き立ちます。
キョウジョシギの幼鳥


ここでやっと2羽が同時にカオを上げているタイミングを撮れました。ピントも両方にきています。
キョウジョシギの幼鳥


さらに4羽を1枚に収めることもできました。実はこんなにいたんです。上では1羽か2羽しか写っていない写真ばかりでしたが、それなりの大きさで撮るには収まりきらなかっただけでこの日はこんなにも多くのキョウジョシギの幼鳥が飛来していました。
キョウジョシギの幼鳥


やけに茶色いシギがいる!?と思ったらヒバリでした。
冠羽を立てていないとヒバリ感が薄れますね…。
ヒバリ


近くをウロつくトウネンの小群をぼーっと見ていると若干違和感を覚えたのでもしや…と思い1羽1羽じっくり確認していくと…おっ、やっぱりオジロトウネンが混じってる!
オジロトウネンの幼鳥


しかも1羽だけでなく2羽いました。
最初に見つけたこのコはちょっとタレ目でやさしげな感じ。過眼線も細くピッと入っています。
オジロトウネンの幼鳥


2羽目のこのコはぱっちりおめめで過眼線も線というよりは目とくちばしの間にかけて全体的に広く入っています。1羽目に比べて茶色みも強めですね。
オジロトウネンの幼鳥


比較参照のため混群を成していたトウネンも掲載。わかりやすいのは脚の色でしょうか。トウネンは黒くオジロトウネンは黄色い。羽の模様も異なりこう写真で見比べると全然違うじゃん、と思うんですけど実際に混群に遭遇するとこれがけっこう見過ごしちゃいがちという…。
トウネンの幼鳥


どちらのオジロトウネンも幼鳥時特有のサブターミナルバンドとよばれる白い羽縁の内側にある焦げ茶色の線が見事でした。肩羽なんかが顕著ですね。シギの群れを見つけるときというのは大抵の場合向こうは地面にいてこちらは立った状態のため、こうしてウロコ模様に見える羽の模様の方が脚の色よりも先に気が付きオジロトウネン発見のきっかけになることが多い気がします。
オジロトウネンの幼鳥


タレ目のコの方は雨覆がより摩耗しておりサブターミナルバンドも一部しか見られません。くちばしが黄色っぽいのもわかるかと思いますがこれもサブターミナルバンド同様幼鳥の時にのみ見られるものらしく、成長していくと徐々に黒くなっていくようです。
オジロトウネンの幼鳥


散策を再開してすぐ、ひと回り大きなシギを発見。
嬉しいことに少し前に飛んでいったキリアイが戻ってきていました。
キリアイの幼鳥



ハクセキレイといっしょに。このハクセキレイは下くちばしが黄色いため第一回冬羽と思われます。
キリアイの幼鳥とハクセキレイ


からだを細めて空を見上げる。この時はとんびに警戒していました。
キリアイの幼鳥


落ち着いたら採餌を再開。水面の緑がいいですね。
キリアイの幼鳥


キリアイという名前はトウネンと同じくらいその由来がピンときませんが、どうもハッキリとしたものはなく諸説あるようでそのうちのひとつとしてくちばしの形状が工具の錐に似ているからとの説がありますが、この写真のように先端が少し下に曲がっていることから否定的な見解がチラホラ見られます。でもどうなのかなー。命名された当時の錐は直線的な形状ではなかったのかもしれないし、そもそも別のものを指していたのかもしれない。それに少し錐について調べてみると今も革製品の裁縫道具として使われている菱錐という種類の錐の中には先端がキリアイのくちばしそっくりのものもあって一概に錐とは似ても似つかないという結論を下すことはできないような気もします。この問題をトコトン突き詰めるのであれば、錐という工具を深く知ることが肝要なのではないでしょうか。
キリアイの幼鳥


一方でおそらく今現在最も有力な説とされているのは2本の眉斑を錐に見立て、その錐と錐が額で合わさることからその名が付いたというもの。まあ確かにそう見えるっちゃ見える。
キリアイの幼鳥


ひたすら採餌していたと思ったら次第に動きが鈍くなり、この後泥のくぼみの中でしばらく動かなくなりましたがせっかくだし付き合おうと自分もじっと動き出すのを待つことに。
キリアイの幼鳥


そして待つこと20分ほど。2羽のトウネンとともに再び行動を開始しました。
キリアイの幼鳥


ちなみにこのキリアイも背中に明瞭なV字の線があり、カオから胸にかけての黒斑も見られず全体的に褐色味が強いので幼鳥。そうした成鳥と幼鳥の違いはハマシギにちょっと似てるかも。
キリアイの幼鳥


目立った特徴はなく一見地味な見てくれをしていますがキリアイは数が少なくなかなか出遭うことができないので、十分に時間を取ってたっぷり撮らせてもらいました。
キリアイの幼鳥


キリアイを撮っていた後ろの水たまりにはメダイチドリが集まってきていました。
メダイチドリの幼鳥


そして水浴びを開始。…ってしぶき!しぶきが後ろのコにかかっちゃってません!?まあかけられてる側からしてみたら黙ってても水をより浴びられてかえって嬉しいのかも。
メダイチドリの幼鳥


そしてモフー。かわいい。水浴び後はこうしてリラックスした様子で休んでいました。
メダイチドリの幼鳥


辺りをスタコラ駆け回り警戒心強めだったのはソリハシシギ。
肩羽の黒斑の濃さが異なるため朝に見たコとは別個体のようです。
ソリハシシギの幼鳥


以前肩羽の黒色の軸斑を成長の証としましたが幼鳥でもチラホラ見られるようで、ガッツリめに入っているか否かを判断材料にしたほうがよさそう。ほかにも幼鳥は全体的に羽色や脚の色が淡いのでさらにそのへんも総合的に判断して最終的な結論を出すべきですね。それらの点から考えるにこのコは幼鳥でしょうか。うーんまだソリハシシギの区別には悩まされます。
ソリハシシギの幼鳥


埠頭から離れ海岸沿いを移動中、スッと海岸に出てふっと辺りを見回してみると…いたー!なんかデカいのいたー!この年初見のチュウシャクシギです。
チュウジシギの幼鳥


遠くからでもその存在が一目瞭然のシルエットはやはりテンションが上がりました。
羽縁の斑が大きく、なによりくちばしが短いことから幼鳥と思われます。
チュウジシギの幼鳥


悠然と砂浜を横切り草むらに入っていったのでそこを探すと…。
!?ホ…ホウロクシギもいる!しかもトンボ食ってる!
ホウロクシギの幼鳥


しかも以前出遭ったときとは異なりじっとしゃがんでいるとどんどん近付いてきます。
近い!近いよ!カメラに収まりきらないよ!
ホウロクシギの幼鳥


ホウロクシギもまた砂浜を横切りこちらは波打ち際へ。どうも海水を飲みに来たようす。
トンボばかり食べてたらめっちゃのど乾きそうだもんね。
ホウロクシギの幼鳥


そして再び草むらへUターン。このコはくちばしが短く、下尾筒も白いので幼鳥です。
いや短いと言ってもほかのシギからしたら十分長いんですけど。
ホウロクシギの幼鳥


首のあたりを掻き始めました。うーんすげー指。こういう時ほとんどの鳥はポリポリポリポリ…と高速で掻くのですが、ホウロクシギはボーリボーリボーリとゆっくり掻いていました。
ホウロクシギの幼鳥


ホウロクシギの名の由来を考えた時、まず最初にことわざの「焙烙(ほうろく)の割れも三年置けば役に立つ」を連想しましたがやはりその焙烙…つまり素焼きの土鍋からきているらしくその褐色味の強い体色が焙烙で炒ったように見えることから付いたとのこと。似た者同士のチュウシャクシギやダイシャクシギはくちばしに着目したのにホウロクシギは色なんすね。ダイシャクシギとも違う種類ということがわかり当時のひとがアタマをひねらせて命名した感がハンパないですがそこんとこどうなんでしょう。
ホウロクシギの幼鳥


またファインダーからカラダが溢れたまま目の前を横切っていきました。
ヘタに動いて驚かせてしまってもアレなので草むらの中へ消えていくのをじっと見守ります。
ホウロクシギの幼鳥


草むらの中ではまたとんぼをじっと見つめてはぴょんぴょん跳んで食べようとしていました。
また目の前まで来たと思ったらこんな羽虫もゲット。
ホウロクシギの幼鳥


その後も何度か水分補給に波打ち際と草むらを行ったり来たりしていました。
今度はちゃんと全身が収まった…よかった…。
ホウロクシギの幼鳥


草むらにいるところも撮ろうとしますが草の丈が高くホウロクシギがしばしば隠れてしまいます。
その中でもどうにか数枚はよさげなものがありました。
ホウロクシギの幼鳥


ここなんかはちゃんとピンも来てますし背景もあまりゴチャゴチャしてなくていい感じかな。それにしてもあんなに盛んにトンボを食べるとは知りませんでした。水分補給の時以外はほとんど草むらにいましたしどちらかと言うと草原性のシギなんですかね。大きなカラダも長いくちばしも飛んでるトンボを捕えるためにある説がちょっとアタマをよぎりました。
ホウロクシギの幼鳥


河口付近を歩いていると目の前からミサゴが登場。
首元にある褐色の帯が細いのでオスと思われます。
ミサゴのオス


河口まで行っても遠くを飛ぶシギの小群を目にしたくらいで引き返していると後ろからまたミサゴが飛来。
ミサゴのメス


さっきのコかな…と思ったのですがやけに色味の薄い個体。
さらに首元の帯が太くメスの特徴が見られるのでまた別のミサゴだったようです。
ミサゴのメス


前の週は水が抜けきっておらずダイサギしかいなかった調整池に行ってみるとポツポツとシギらしきシルエット。少し遅れはしましたがこの年もちゃんと飛来してきてくれていました。まず目に付いたのはエリマキシギの幼鳥。
エリマキシギのオスの幼鳥


合計3羽で採餌中。
オレンジ色っぽい羽でひと回り大きいのがオス、白っぽく小さめなのがメスです。
エリマキシギの幼鳥たち


羽色に関してはオスだから色鮮やかというわけではなく、エリマキシギの幼羽は徐々にオレンジっぽい色から白っぽい色に褪色が進んでいくらしくフレッシュな状態だと上のオスのような色合いになり、次第にこのメスのような羽色になっていくようです。つまり色味だけでは雌雄の判別は不可能というわけですが、大きい方がオスで小さいほうがメス、と雌雄は大きさからからわかります。それもこうしてオスとメスが一緒にいて比較できる状況下でなんとか判別できるほどの違いですが、幼鳥の段階で雌雄の差異が見られるシギも珍しい気がします。
エリマキシギのメスの幼鳥


そういった目で見てみると確かにオレンジ色の羽のほうが摩耗も少なくキレイ。特に次列風切などは美しい模様をしています。オスの成鳥夏羽はその名にもなっている襟巻上の飾り羽でとんでもなくゴージャスな姿になるシギですが、幼鳥の頃からすでにちょっとその片鱗が見えてるんですね。
エリマキシギのオスの幼鳥


奥の方に行ってみるとコロンとしたシギを発見。おーっタシギ!
地味に見られないままこの日まで至っていましたがついにその姿を拝めました。
タシギとタシギの幼鳥


タシギも合計3羽で採餌。初見のタイミングでこんなにも見られるなんて嬉しい。
タシギとタシギの幼鳥


か…かわいい…。なかまがたくさんいるからか特にまるまるとしてリラックスしてるように見えます。ジシギ類はこの独特のフォルムや模様でほかのシギとはすぐに判別できますが、そのジシギ類の中での判別が難関中の難関。そっくりさんはほかに3種いますがこのコらは一応タシギってことで。オオジシギではなさそうかな。ハリオシギとチュウジシギは札幌近郊であまりウワサを聞きませんがそもそもいるのかいないのか。
タシギとタシギの幼鳥


タシギたちから少し離れた場所にはコアオアシシギがいました。羽縁に白斑があるため幼鳥です。
コアオアシシギの幼鳥


ついついと羽繕い。尾羽の裏側ってそんな風になってるんすね。なんかゲージュツ的な模様。
コアオアシシギの幼鳥


そのすぐそばを一回り小さいタカブシギが通過。
こちらも風切羽に三角の斑がある幼羽が確認できるため幼鳥です。
タカブシギの幼鳥


じゃぶじゃぶと水浴びを始めました。
ここは水浴びをするにもちょうどいい水位なのではないでしょうか。
タカブシギの幼鳥


ピュウとひと鳴き。シギの声を聞くとより秋だなあと思わされます。
コアオアシシギの幼鳥


コアオアシシギも全部で3羽。えっなんなの!?3羽で群れるのが流行ってるの!?
手前のコは灰色の冬羽が目立ち始め換羽が進んでいます。
コアオアシシギの幼鳥


まるまるタカブシギ。はいかわいい。
タカブシギの幼鳥


いつの間にかタカブシギも自然と小群に溶け込み、4羽で採餌していました。
コアオアシシギとタカブシギの幼鳥


最後にもっかいタシギを観察して調整池を後にしました。こうして同じ体勢で横に並んでくれるとビミョーな個体差もわかりますね。一番右のコは雨覆の羽縁が白く目立つので幼鳥かな。
タシギとタシギの幼鳥



以下からは次の日の9月4日に近所の公園で撮った写真…なんですがその前にまず前の週の8月28日に同じ場所で撮った写真を2枚だけ載っけておきます。前回の記事の最後に載っけてもよかったのですがけっこうキリよく締めてしまったのでこちらに。
というわけで8月28日分から。この週からまた近所の公園にも行ってみたのですがドン曇りの上にまだまだ葉が茂ってる時期でなおさら暗くまー写りが悪い。ですが記録として残しておくイミでもここで載せておこうかなと。
さすがにまだ早いかなと思いつつも公園内を軽く散策してみるとコサメビタキが戻ってきていました。トンボをフライングキャッチした直後の図。
コサメビタキ


証拠写真レベルですが暗がりの中ちらっと一度だけオオルリのメスも確認できました。
意外と8月の末でも見られるものなんですね。
オオルリのメス


さてここからが9月4日分。この日は天気もよく写真の写りも十分なレベルでした。
前の週同様コサメビタキがチラホラ見られたので何枚か撮影しましたがその中に気になるコが。目先の淡色部が狭く下くちばしの黄色い部分の面積も小さめ、雨覆の羽縁は若干褐色味を帯びていて顎線もあるように見えます。アイリングも汚白色ですしまさかこのコ…サメビタキ!?
サメビタキってことにしていてください


もう少し参考にできる写真を撮っておきたかったのですがこの後見失ってしまいました。上の写真を撮る直前にはこの1枚も撮っているのでこちらもついでに。やはりこの胸の灰色の斑の濃さはサメビタキに近い。サメビタキと断定する決定打である下尾筒の暗色軸斑も尾羽の付け根あたりにそれっぽいのがありますがこの位置と濃さは少し決定づけるのには弱い気も。ただこれだけサメビタキの要素が揃っているのであればサメビタキとしてもいい…ですかね…いい…ですよね!はいサメビタキ!いやーサメビタキは初見なんですがついに撮れました!…今度はどう見てもサメビタキ、というようなコと出遭えるよう祈ります…そしてキチンと決定づけられるポイントを撮っておくよう努めます…。
サメビタキってことにしていてください


こちらはコサメビタキ。目先が上のコと比較してかなり白いのがわかるかなと。コサメビタキとサメビタキは紛らわしい個体も少なくないのですがこのコは典型的なコサメビタキですね。
コサメビタキ


このコは胸がうっすらと灰色っぽくなっていますがコサメビタキの若鳥…つまり第一回冬羽にはこのような特徴が見られるとのこと。若鳥が混じる秋の渡りの際にはこういった紛らわしさも出てくるのが悩ましい点。さらに目先が白くない個体もおり判別のムズかしさは余計に拍車がかかります。
コサメビタキ


天気はよかったのですがこの時期は特に葉や枝に被らず抜ける位置を探すのに一苦労。
こういったスッキリした場所にだけ留まってくれるとありがたいんですが…。
コサメビタキ


散策は午前のみにしておいたのですがこうしてたくさんコサメビタキ…とサメビタキの写真を撮ることができました。この日もオオルリのメスは確認できたのですが高い木の上にいるのを一度見ただけで撮れたのも前の週以上の証拠写真レベルなので文章のみの報告に留めておきます。
コサメビタキ


公園を離れたただの広場でもコサメビタキを発見。むしろこっちのほうが枝も混んでなくていい場所かも。鳥の姿はそう多くない場所ですがこれからここもアタマの片隅に置いておこうと思います。
コサメビタキ


9月最初の野鳥観察もたくさんのシギ・チドリの類を見ることができ、9月3日分だけでも80枚オーバーとかいう有様に。もう初っ端からあんなにキョウジョシギの写真載っけたりするからですよね。いやすんませんボツにはできないものばかりで…。ここまでご覧いただきありがとうございました。そのキョウジョシギは今週掲載分で4羽確認、さらに8月頭に成鳥1羽も確認済み…とめちゃめちゃ多い年だったように思います。これまで見たことすらなかったのに…。埠頭での観察は7時前から11時頃まで行っており、その間顔ぶれはほとんど変わりませんでしたがキアシシギのみ7時を少し過ぎたあたりで飛んでいって以降姿が見られなかったのでわずかなチャンスの間に撮っておけてよかったかなと。チュウシャクシギはホウロクシギにばかり気を取られてしまいチラホラ草むらからカオを出したりしていたのですが途中で姿が見られなくなってしまいました。草むらの丈が高いので一度見失うと全然わかんなくなるんですよね…。それでも大型のシギ類は草むらも要チェックということがわかったので今後のシギ・チドリの類のシーズンにも今回の経験が大いに役に立ちそうです。そのホウロクシギの写真などからもわかるんですがこの日は台風の後だからか海が結構濁っていたんですよね。短時間の間に2度もミサゴが現れたのも海がそんな状況であるためサカナが探しにくく、より広い範囲を活発に探し回っていたからなのかもしれません。
前の年にはほとんど縁のなかったコサメビタキもこうして初夏と初秋と2度も観察の機会に恵まれました。かわいい鳥ですし今年もまたこれくらい出遭いたいものです。サメビタキは秋によく観察されるらしいですし、今度はコサメビタキが来ていたらもっとちゃんと見ておこうと思います。

で、なんかちょっと更新に間が空いてしまいましたね…。申し訳ありません。なかなか記事作成に時間を割けない状況だった上に今回は物量も多くそれに伴って文章量も増えてしまい単純に作業量も増えてしまうという自体に陥ってしまいまして…。エリマキシギの雌雄やコサメビタキとサメビタキの判別方法などをより詳しく知ろうと調べてたらそっちでも時間を持ってかれていたりと色々重なっての今回の更新となりました。錐について調べたりしちゃったし。特にエリマキシギ幼鳥の羽色の差異の理由などは全然載ってなくてそこでけっこう滞ってました。おかげさまでそれら以外にもタシギの成鳥と幼鳥の違いなども新たに知ることができたのでまたこうして記事にした意義もあったのではないでしょうか。来週以降に関してですがさすがにこんなに期間が空くことはないハズ…ですがまあまたこのブログの存在を思い出した頃にでもチェックしていただければなと!…ってああだこうだと書いてたら結びの文も長くなってるし!最後の最後までそんな感じかよ!はい終わり!ではまた次回!

写真 | 18:30:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
とんぼ返りは海辺に沿って
暖かい日が続いたと思ったらぶり返す寒さ!これぞ典型的な三寒四温というやつですね!先週も今週も土日にそれ来ちゃいますかという感じもしますがむしろもうめったにこんな寒さになることはないでしょうからピリつく空気をしっかりと味わっておきたいところ!そうすることでよりいっそう春のありがたみを感じることができるってもんですよ!ね!もうこんなに冷え込むことなんてないですもんね!ね?天気そのものはグズグズかと思いきや夜が明けると予想を裏切る晴れ模様というパターンが多い気がする中、またひとつ記事を増やしていきましょう!
今週記事にするのは8月27日に石狩で撮った写真です。この週もシギ・チドリの類との出遭いを求めて海岸などへ行ってきました。


家を出て自転車を漕ぎ始めて数分後、電線にたくさんのコムクドリを発見。慌ててカメラの準備をしました。ここまでのコムクドリの群れを見たのはかなり久しぶりかも。
コムクドリたち


石狩エリアに入って早々標識の上にノスリの姿が。日の当たり方で明るく見えるのかもしれませんが瞳が淡色なので幼鳥かと思われます。気付かれているとはいえジリジリと距離を詰めようとしたところ、すぐそばをクルマが通ったため飛んでいきました。うーんそのタイミングでここ通っちゃうか…。
たぶんノスリの幼鳥


ノビタキは冬羽に変わっているコがいました。
カオも黒いし初列雨覆先端の白斑も確認できなかったのでオス成鳥でよさそう。
ノビタキのオス


その先では辺りをヒュンヒュン飛ぶ影。何度か電線に留まってくれたので撮ってみるとどうやらツツドリの幼鳥のようす。前の年も同じ場所で赤色型の幼鳥を見ていたのですがまさか2年連続で見ることになろうとは。もしかすると毎年この辺で営巣しているのかもしれません。
ツツドリの幼鳥


モズ幼鳥も近くで採餌していました。
雨覆がまだ幼羽のままです。初列風切の基部に白斑が見られるのでオスですね。
モズのオスの幼鳥


少し進むと今度はハトくらいの大きさの鳥が飛び回っています。もしやと思いましたがやはりハイタカでした。ツツドリの幼鳥同様ハイタカも前の年に同じ場所で見ているのでこの辺はハイタカの狩場になっていると思われます。
ハイタカの幼鳥


今回は枝の上に留まってくれましたが…アカンめっちゃこっち見てる…。簡易ブラインドを装備して接近を試みるもこの状況下ではやはりバレバレのようで飛ばせてしまいました。
ハイタカの幼鳥


この年初めて調整池へも向かいましたがいたのはダイサギのみ。まああまり期待もしていなかったんですけど…。というのも去年は北海道に台風がたくさん上陸した年でした。中でも8月17日に上陸した台風7号の影響をこの石狩エリアもモロに受け、調整池の水抜きも遅れていたためシギたちが歩き回れるくらいの水位の低さには案の定達していませんでした。でももしかしたら…というかすかな望みを抱きつつ覗いてみたんですがやっぱりまだ早かったみたいです。あと厳密に言うなら脚が黒いのでチュウダイサギです。
チュウダイサギ


調整池から移動中におなかの白い猛禽類が電線に留まっているのを発見。おぉまたノスリ!こちらは朝見かけたコとは違い瞳が暗色のため成鳥です。…で、うん、めっちゃ邪魔だよね電線。留まってくれた電柱があるのもこの電線を通すためですし、電線がない側は逆光な上に物理的に入っていくのがムズカシイ場所だったので仕方がないのですが…うーん惜しい。
ノスリ


東埠頭に到着するとあちこちにシギの姿が。
まずこちらはトウネンの幼鳥。うずくまってまったりしています。
トウネンの幼鳥


この年初遭遇のメダイチドリもいました。手前も奥も幼鳥です。
メダイチドリの幼鳥


メダイチドリを撮っているといつの間にかトウネンも行動を開始。若干もこもこ。
トウネンの幼鳥


メダイチドリよりひと回り小さいこのコはハマシギ。こちらもこの年初遭遇。ハマシギは換羽期だと一見成鳥と幼鳥の見分けがつきづらい鳥ですが肩羽の大部分がこげ茶色、カオから胸にかけて褐色味が見られる、腹部の黒斑が薄いといった点から幼鳥かと思われます。図鑑やネット上にはわかりやすく違いをまとめていたところがなかったのでこの3点は成鳥と幼鳥の写真とにらめっこして挙げたものでしかありませんが、この辺を抑えておけば判別は可能かなと思います。中でも2点目は成鳥や第一回夏羽の個体だと褐色味はなく明らかに白っぽく見え、特に目の下あたりに顕著な黒斑が見られるという特徴があり、これらは冬羽への換羽や摩耗による両者のオーバーラップが起こりづらいと思われるので3つの中では最も有効な判別方法なのではないかと思っていますがもう少したくさんのハマシギを観察して確かなものにしていきたいところ。
ハマシギの幼鳥


ほかのシギとは胸からお腹にかけての黒斑で見間違うことはないと思います。
長めのくちばしも特徴的。
ハマシギの幼鳥


メダイチドリの中にちょっと色味の違うコも。おぉ成鳥じゃん!
メダイチドリのオス


…と、メダイチドリに夢中になっていると上空にはミサゴも出現。地面にばかり注意を向けていたのでスルーするところでした。アブネー。サカナを求めてここまで出向いてきたようです。
ミサゴ


ミサゴの方へ駆け出したりもしましたが再びメダイチドリの元へ戻り徐々に近付き撮影。
向こうからも近付いてくれたためより大きく撮れました。
メダイチドリのオス


成長を見たのは2年ぶり2度目。
毎年見られるのは幼鳥ばかりなのでこうして成鳥が混じっているとやっぱり嬉しい。
メダイチドリのオス


言わずもがな、成鳥の証はキレイな胸のオレンジ色。幼鳥とは明らかに異なります。
過眼線の黒色が濃く、胸のオレンジ色の範囲が広いのでオスですね。
メダイチドリのオス


河口近くの海岸を歩いていると1羽のトウネンを発見。輝く水面がキレイ。
トウネンの幼鳥


ミユビシギも1羽でいました。
前の週に見たコたちとは違いカオから胸にかけてが白く幼鳥だとわかります。
ミユビシギの幼鳥


冬羽に換羽した成鳥でもかなり白っぽくはなりますが、羽軸のうっすらとした黒み以外は羽が灰色になるのに対し幼羽はこのように肩羽の黒い軸斑と羽縁の白斑が目立ち、ヤマセミのような白黒のコントラストが強めな見てくれに。
ミユビシギの幼鳥


河口までぶらぶら歩いているとトウネンの小群を発見。すべて幼鳥です。
トウネンたち


その中になんかちょっと違うコが。あれは…ミユビシギ…?
トウネンたちとミユビシギ


このトウネンの群れに混じっていたミユビシギをメインに撮っていましたがブレたりなかなか目に光が入らない。そんな中大きめの波に驚き飛び立ったところを撮れました。
トウネンたちとミユビシギ


そのくらいでは遠くへは飛び立たず、すぐまた同じ場所へ戻ってきたため撮影を続行。ふと気が付くとふわもこ状態でトウネンが近くで休んでいました。初めは冬羽への換羽中のコかな…とも思ったのですが冬羽にしては灰色味が薄く先端に白斑も見られることから淡色タイプの幼羽の幼鳥かと思われます。トウネンは幼羽のバリエーションも様々なのでこういう個体は注意が必要ですね。
トウネンの幼鳥


ミユビシギもやっと目に光が入ったものが撮れました。目先に茶色っぽい夏羽の名残があるので成鳥。雨覆はかなり摩耗しており、肩羽には灰色の冬羽が生え始めています。影になっていますが後趾がないのもわかるかなと。
ミユビシギ


その先ではさらに2羽のトウネンがいました。ここも小群がいた場所もそうなのですが浜辺には細かな葉や枝などの漂着物がたくさん打ち上がっている場所があり、トウネンたちはそこを中心に採餌していました。
トウネンの幼鳥


河口付近を一周りし終えた時点でまだ13時ほどだったので、この間にまたシギたちが増えていないかなと思い再び東埠頭まで行ってみることに。着くやいなやアカエリヒレアシシギの幼鳥を発見。えぇいきなり!?でもやっぱ増えてる!まだ納得のいく写真は撮れていませんでしたがひとまず中断しぐるっと散策してみることに。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


土が盛り上がったような場所ではキョウジョシギの幼鳥を発見。
昼間だからか動きも鈍く、この場からあまり動こうとしていませんでした。
キョウジョシギの幼鳥


8月の頭に成鳥とは出遭っていますが幼鳥はこれが初見。京女の名の由来のキレイな羽はまだ生えておらず、全体的に茶色っぽくてかなり地味めな姿です。
キョウジョシギの幼鳥


奥の方にはシロチドリの幼鳥もいました。こちらも初見です。コチドリやメダイチドリの幼鳥に似ていますがコチドリのようなアイリングはなく脚も青みのある灰色で、メダイチドリとは首の周りにある白いラインが後頭部まで伸びており輪のように繋がっている点で判別できます。シロチドリの成鳥の冬羽にも似ていますが白い羽縁が見られるため幼鳥かなと。
シロチドリの幼鳥


キョウジョシギのところへ戻ると少し活発に行動し始めていました。
脚は幼鳥の頃でもキレイな色をしています。
キョウジョシギの幼鳥


土を掘り返し盛んに餌探し。キョウジョシギはこのように土や砂、貝、そして小石などをひっくり返してゴカイ類や甲殻類、貝類を食べる採餌スタイルをとり、英名である「Ruddy Turnstone」もそこから来ています。日本では京都の女性の着物に喩えられるほどに美しい姿かたちをしたシギですが、採餌のようすはそんなイメージとは真逆である点もキョウジョシギの特徴のひとつ。
キョウジョシギの幼鳥


じっとしゃがんで撮っているとこっちへ近付いてきてくれました。
本気を出せばけっこうスラッとしてるんですね。
キョウジョシギの幼鳥


一周りもし終え、ここで再びアカエリヒレアシシギの元へ。依然水たまりの中で採餌していました。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


浅いところに来るとお腹が見えます。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


去年もすぐ近くにできていた水たまりにいましたが去年見たコが今年も幼鳥なわけがないのでモチロン別個体。だいたいアカエリヒレアシシギが好む場所というのは決まってるんでしょうね。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


少し水辺から離れ休憩する場面も。
こんなぷくっとしたフォルムなの!?かわいい。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


そして前の年には見られなかった足も見られました。アカエリヒレアシシギってホントにヒレアシなんだ!オオバンの足の指にかなり似ています。そう思っていたらやはり学名や英名にも「オオバンの足のような」というニュアンスの単語が含まれているようで、先人たちもこのヒレアシからオオバンを連想していたことが窺えます。ちなみにアカエリのほうは幼鳥には見られません。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


水辺に入るやいなや羽ばたきを行い、スッキリしてから採餌を再開。アカエリヒレアシシギの幼鳥とは2度目の遭遇でしたが、初めて見る仕草や発見がありその独特な生態をまたひとつ知ることができました。
アカエリヒレアシシギの幼鳥


8月も後半に突入し、これまでに見られなかった様々なシギ・チドリの類が飛来しておりよりいっそう海岸が活気づいてきていました。東埠頭と河口とは結構な距離があり自転車だとなかなかにしんどいんですが戻って行ってみた甲斐があってよかったです。まあ戻るまでにもけっこうシギたちを見れていますし、戻ってからもたくさん見られたので疲れなんて全然感じなかったんですけどね。コレが一日サッパリだとどっと疲れが押し寄せてくるんですが…。
そのシギたちの中ではシロチドリの存在に気付けたのがなんかちょっと進歩が見られた気がしました。たぶん過去の自分だと見過ごしていたと思うので…。実際けっこうメダイチドリあたりと誤認してスルーしてる人が多かったのかほとんど気付かれていないようすでした。
あとはあの電線被りのノスリがね…。現代のパソコンソフトの機能をもってすれば消し去ることも不可能ではありませんがそういうのはナシの方向でやってますしありのままの姿を見せたい。留まってるところにここまで近付けたのは数年ぶりでしたが、それはそれとしてこれから先よりよいシチュエーションでの遭遇に期待したいところです。

写真 | 20:00:03 | トラックバック(0) | コメント(0)
お盆 is 陽炎 days
暦の上では大寒も過ぎ、立春も迎えて最高気温がプラス気温の日が増えてきました!それに日もだいぶ長くなりましたね!午後4時くらいでもまだちょっと明るいですもん!そこけっこう嬉しい!なのにおい!なんで祝日と土曜を重ねるんだよ!せめて振替休日くださいよ日本政府!しかも今年はこういうの多いとかいうウワサなんですけど…アホか…。それでも去年と休日の日が同じとか書かれてるの見ましたけどホントなんですかね?カレンダーをめくっていくほどに萎えそうなんでちゃんと確認してませんけど!まあ今月は冬で鳥の姿が少ないからそこまで精神的ダメージは大きくないし…ここでゴネてもどうにもならないのではじめから祝日なんてなかったと自分自身に思い込ませることにします!バカ!さー雪深い季節もまだまだ続きますが、次第に近付く春の足音にダダ下がりぎみのモチベーションを高めつつ今週もまた更新を行っていきますよ!
今回の記事はお盆回ということで8月11日と12日、そして14日日に撮った写真。前の週でシギのなかまがたくさん見られたこともあり、再び石狩の海岸を中心に見て回ってきました。


まずは11日の写真から。またまた河川敷を通るルートを移動しているとホオアカを発見。
留まっているところの白いぽしょぽしょしたものはイタドリの花のようです。
ホオアカのオス


その先の若い木のてっぺんに留まっていたのはコムクドリの幼鳥。
幼鳥は特徴らしい特徴もありませんし久しぶりに見たので少しの間なにものかわかりませんでした。
コムクドリの幼鳥


河口付近の草原ではアリスイが飛んできてくれました。しかもなんかめっちゃくわえてる!図鑑で見たことある光景だ!くわえているものはアリやアリの卵。その名の由来も長い舌でアリを絡め捕り吸うようにして口へ運ぶことからきているほどアリを主食としているのですがここで初めてアリをクチに含んでいる場面を拝めました。
前の年もあまり鳥の見られないこの時期に同じような場所でアリスイを見ておりその時はたまたま飛んできたのかなとも思ったのですが、この年もこうして真夏の草原でアリスイを見たのでちょっと調べてみたらどうやらハマナスの花の蜜目当てにアリがたくさん群がることがあるようで、そこを狙ってきているみたいです。理由がわかると納得ですし食物連鎖の一部が垣間見られてすげー面白い。
アリスイを最も観察しやすい時期は特徴的なさえずりが聞かれる4月から5月にかけてかと思いますが、ハマナスが開花する夏場もまたアリスイのアリスイらしい場面を見やすい第二の観察適期なのではないでしょうか。
アリスイ


海岸へ付いて最初に出遭ったのはソリハシシギ。
この間よりは近付けましたがまだ少し距離がありました。
ソリハシシギ


河口まで行って引き返してくると今度はトウネンの群れを発見。
採餌をしつつ徐々にこっちへ近付いてきます。
トウネンたち


一見するとどのコも似たような感じに見えますが…お、幼鳥が混じってる。
トウネンたち


こちらがそのトウネン幼鳥。
白く縁取られた幼羽のほか胸元も白く見え、もうなんかとにかく成鳥より白っぽく見えるのが特徴。
トウネンの幼鳥


対してこちらは3羽いた成鳥。成熟はしてなさそうなので成鳥と呼んでいいのかビミョーなところですが少なくとも生後1年以上経過していると思われるコたち。擦れた羽は上の写真の幼羽とは明らかに見た目が異なりますし、なにより胸元にあるゴマのような黒斑は夏羽の名残。ここから幼鳥ではないことがわかります。
トウネン


ブルブルッ。
トウネン


幼鳥は特に眠そうにしていました。初めての渡りの最中でお疲れ気味なのかな。
右から2番目の片足で立っているコは冬羽に変わり始めているのがわかります。
トウネンたち


さらに海岸沿いを歩いているとソリハシシギより大きめのシギを発見。
どうやらキアシシギのようす。
キアシシギ


トウネンとソリハシシギといっしょに3羽で行動しており警戒心もそこそこ強め。胸に横斑があることから初見の成鳥だったのですがこの距離で撮るのが精一杯でした。キアシシギの成鳥は配色がイカしててけっこう好きなシギだったんですけど…。
キアシシギ


帰り道ではモズを発見。夏のドギツい日差しを受けてます。
モズのオス


チュウヒのオスも堤防沿いをヒラヒラ飛んでいました。
見つけたのが17時近くとやっぱり夕方のほうが出現率が高めですね。
チュウヒのオス



続いて12日に撮った写真です。
河川敷でまず見つけたのはモズのオス。やはり羽が摩耗してボロボロの状態。前の週に幼鳥を見つけた場所とはあまり離れていないためお父さんかとも思いましたがあちらはもっと見るからにボッソボソでしたので別のオスのようです。
モズのオス


高めの枝に何かが留まったと思ったら…おぉベニマシコ!?こっちもえらいボロボロだなあ。
ベニマシコのオス


すぐ下の茂みの中に入っていったので探しているとメスも発見。
この時期つがいで見つかるということは近くで子育てしていた可能性が高そう。
ベニマシコのメス


もともと地味な色のためオスほど顕著ではありませんがメスも羽が摩耗しており、特徴的な長い尾羽も短くなっています。それでもこの夏にメスはあまり撮れていなかったのでこうしてちゃんと撮っておけてよかった。去年もここでメスを見たため毎年営巣しているのかな。
ベニマシコのメス


オスも出てきてくれて下に降りてきたところを撮れました。切なくなるほどの摩耗っぷり、そしてなんだか若いイスカのオスのような色合い。8月半ばということで幼鳥は巣立ったかだいぶ成長している頃のハズ。こんなになるまで懸命に子育てに奔走していたのでしょうし、幼鳥も元気に育っていてほしいものです。
ベニマシコのオス


河口へ到着してはじめに目についたのはソリハシシギ。いや前日と同じパターンじゃん!
ソリハシシギの幼鳥


ところがこの日は遠ざかるどころかどんどん近付いてきます。
これは採餌に夢中になってるパターン!チャンス!
ソリハシシギの幼鳥


というわけで驚かせないようじっとしゃがみこみながらしこたま撮影。しかしここで予期せぬ出来事が。気温の高さゆえ空気中に陽炎が発生し、ピンは合ってるはずなのにソリハシシギが歪むわ歪むわ。それでも連射をしてればキレイに撮れてるのもいくつかあり、撮り終わった後写真を拡大して一安心。
ソリハシシギの幼鳥


ちなみにこのソリハシシギは初見の幼鳥。シギの中でも成鳥と幼鳥に大きな違いが見られない種類ですが、成鳥の夏羽では肩羽に黒色の軸斑が見られるのでそこで判別できます。前日に見たのは肩羽のそれが見られたので実は成鳥。警戒心の違いもそこが大きいのかも。
ソリハシシギの幼鳥


一番好きなのはこの一枚かな。というわけで一時はどうなることかと思いましたが何度も見かけては飛ばれていたソリハシシギをようやく近くで撮れました。
ソリハシシギの幼鳥


引き続き海岸を歩いているとたくさんのシギの群れ。
しかしこの群れはかなり警戒心が強く全然近付けませんでした。キアシシギも混じってたのに…。
シギたち


しばらくするとその群れから3羽のソリハシシギが別れて順光側へ降り立ちました。こっそり距離を詰めていくと1羽が少しまったりモードに。おっこのコは成鳥のソリハシシギ。換羽が始まっているのか線状にはなっていませんが、黒色の軸斑が肩羽の所々に見られます。
ソリハシシギ


若干陽炎が立っていますが3羽をそこそこの距離で1枚に収めることもできました。ラーメン三銃士の登場シーンみたい。上記の特徴が3羽それぞれ見られるためすべて成鳥です。一番奥のコが線状に残っていてわかりやすいですね。
ソリハシシギ


さらに数羽のシギが目の前に降りてきました。おぉミユビシギ!
ミユビシギ


その数は全部で5羽。1羽のトウネンといっしょに採餌を始めたので陽炎に悩まされつつもじっくり観察&撮影。ネット上でもちょっと有名なミユビシギ独特の波の動きにシンクロするようなせわしない採餌スタイルを間近で見られました。
ミユビシギ


このミユビシギたちも上の3羽のソリハシシギ同様成鳥。カオのあたりに茶色い夏羽が残っていることで判別できます。トウネンの見分け方と似ていますね。というかこの2種は見てくれもけっこう似ていて他のブログなんかでもたまに間違って紹介されていることも。その名にもなっているミユビシギ最大の特徴である後趾のない3本指はこの写真のように見えないことが多いですが、ひと回り大きいゴロンとした体型や白っぽい色合いで見分けられます。
ミユビシギ


陽炎の影響でバシッとキマった写真はまたもかなり限られていましたがこれが一番キマってるかな。うーんちょっぴり残った夏羽がイカす。成鳥は初見だったのでこのカオの茶色っぽい状態が見られて嬉しかったです。
ミユビシギ


いつの間にかトウネンたちも増え、トウネン同士で固まっていました。すべて幼鳥です。
トウネンの幼鳥


ひたすら採餌で波打ち際を駆け回ったのち、おもむろに小休止モードへ。この温度差。
ミユビシギ


一度飛び立ちましたがその際に飛翔シーンも撮れました。
ミユビシギ


これで今日の撮影もおしまいかな…と思ったらまたも目の前に着陸したので再び撮影を開始。
ミユビシギ


写真右に写っているコは足先まで見えているので脚の指の後ろ側に指がないことがわかります。さらにこのコは冬羽への換羽が最も進んでいる個体。そのため特に白っぽく、雨覆も多くが灰色の冬羽に換わっていたのが特徴的でした。
ミユビシギ


今度はみんなでいっしょに一休み。トウネンとミユビシギの大きさの違いもわかりやすい。
ミユビシギたち


そして採餌を再開。今度はトウネンの数も増えてるためよりたくさんで浜辺に繰り出していました。
ミユビシギ


砂の中からなにかを見つけたようす。
ミユビシギ


波が来ているところだとキレイな画になっていいですね。陽炎も軽減されてる気がします。
ミユビシギ


けっこう近くに寄ってきたりも。近すぎてピントを合わせられないことも何度かありました。
ミユビシギ


ここでまた数羽のトウネンが合流。中には成鳥の姿も。
トウネン


最終的には15羽近い群れになっていました。まあミユビシギの数は変わらなかったんですけどね。
ミユビシギたち


まだまだ撮影は続行できましたがひとしきり撮りましたし陽炎はまだ立ち続けていたのでこの辺で切り上げ。驚かせないようこっそり後ずさりしながら浜辺を後にしました。
ミユビシギ


帰り道ではモズが木に留まっているのを発見。
この間見たコよりは育っていますがこちらも幼鳥です。盛んに草地に降り餌を採っていました。
モズの幼鳥



最後は14日に撮った写真。この日は2日前と3日前に出かけたばかりということもあり、そうそう顔ぶれも変わらないだろうしこういう機会のあるうちにこの時期の別ルートの様子を見てみようと普段あまり通らないルートを通ってみました。
そんないつもとちょっと違った道中まずはモズのオスを発見。やっぱり羽は摩耗してボロボロです。
モズのオス


さらに海岸付近でもモズのオス。やっぱりこの時期はモズが多いようす。
モズのオス


久しぶりにアカモズも発見。眉斑から繋がる額の白い部分が狭めなのでメスと思われます。
アカモズのメス


しばらく観察していると…おっまたアカモズ…じゃない!ただのモズ!こちらもメスです。まあアカモズが好む環境はモズにとっても悪くない環境でしょうしなくはないことなのかも。
アカモズとモズのメス


帰り道ではホオアカのメスを発見。しかしここでもまたムンムンと立ち昇る陽炎。
ホオアカ相手に100枚ほど撮りましたがそのほとんどがボツ写真に。
ホオアカのメス


最後はカワセミのいるところへ。去年ここでたくさん撮っているので今年は控えようと思っていたのですがおまけの一日みたいなものでしたしちょっと粘ってみることに。物陰に潜み簡易的なブラインドを装備して待っているとしばらくして飛んできてくれました。
カワセミの幼鳥


完全な水面をバックに撮影。水面も穏やかで順光のため、一見すると空抜けのような写真に。
カワセミの幼鳥


一度完全な水面バックを撮ってみたかったので撮ってみたとはいえ、やっぱり背景になにかしらあったほうがいいよねということでまた草地も入れて撮影。
カワセミの幼鳥


下くちばしがうっすら赤くなっているのでこのコはメスかと思われます。
カワセミの幼鳥


パッと見は上の写真に写っているコと同じようにも見えますがこちらは下くちばしが黒いのでオスっぽいコ。ここには複数羽カワセミの幼鳥がいますが、巣立った時期があまり変わらないためビミョーな違いで判別するしかありません。
カワセミの幼鳥


しかしまだこのコは脚もまだかなり黒っぽく、下くちばしもうっすら赤くなり始めているようにも見えるのでメスの特徴がほとんど表れていないメスなのかも。こうして割と何度も飛んできてくれたので、待っていた時間は1時間ほどでしたが退屈せずに過ごすことができました。
カワセミの幼鳥


お盆の間も引き続き渡ってきたシギたちをたくさん確認できたのはよかったのですが、陽炎に悩まされていた数日でもありました。春にも同じ目に遭ったのですが今の技術でもどうにかならないものなんですかね…。手ブレ補正機能があるなら陽炎を補正する技術も確立されていてもよさそうなものですがそうカンタンな問題じゃないんでしょうね。そんな中でもどうにか撮れたソリハシシギやミユビシギの写真にちゃんと写ってるものがあってよかった。陽炎がもっとヒドかったら載せられる写真がこれよりもっと減っていたかもしれないのでこの程度で済んだのがせめてもの救いでしょうか。シギそのものに関してはまだ成長がチラホラ見られたのがやっぱり嬉しかったですかね。ミユビシギやキアシシギのそれは初見でしたし。前者は成鳥だけの群れにここまで近寄れたのもありがたい点。後者のような距離を詰めようとした分遠ざかっていかれるパターンが今年の夏にもあったら長期戦覚悟でもっとジリジリと近付いてみようと思います。
ていうかしれっと一週分お休みしちゃいましたね…。なんか先週は全然更新する気力が残っていなくて…。いやよく毎週更新できてたな自分。とりあえず来週はキチンと更新できるようにこれまでのリズムを取り戻していきたいと思います!極力!

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