■カレンダー

05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

■プロフィール

鳶水雲

里のひと:鳶水雲
------------------
描いた絵や撮った写真を置いて
おいたり、思ったことを長々と
述べたいときに記事が増える
ところです。

Twitterもやっております。pixivIDは1540411。
------------------

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■カウンター

■リンク
影の美声の持ち主は種がお好き
月は変わって気が付けば6月!都市公園はどこも緑が濃くなり静かになったため先月のようにがむしゃらに通い詰めることはなくなりましたが、今度は草原がアツい時期がやってきました。夏至も近付き日照時間が長くなったこともあり、日によっては家へ帰るのが20時近くになったこともあったくらいどっぷりと入り浸っています。おかげでただでさえ隔週になっている更新もまた一週遅くなってしまってるんですけどね!すんません!今週もまた草原へ赴く予定ですがなんかお休みが月曜火曜と2日も取れたので伝説の4連休なんです!なので写真整理の時間もそこそこ取れる…ハズですし、まずはここでキッチリ更新しておきますよ!
今回の記事はゴールデンウィーク後半の5月5、6、7日に豊平や石狩エリアで撮った写真!例によって去年のものです!


ではまず5日分から。
はじめに真駒内の公園へ寄ってみると桜の木の近くでホーホケキョのさえずりが。おぉウグイスだ!
ウグイスのオス


というわけでホーホケキョ。鳴いているのでオスですね。
ウグイスのオス


めちゃめちゃ存在感のあるさえずりとは裏腹に見てくれはかなり地味。
さえずりと結びつく鳥の姿はメジロをイメージしてしまうひとが多いのも無理ありません。
ウグイスのオス


桜の木に来て蜜を吸っていたのはそのメジロ。3羽くらいの群れだったかな。
メジロ


影にならない位置で桜とメジロの絡みも撮れました。ピンクの前ボケもいい味出してます。
メジロ


本来の目的地だった西岡の公園ではこの日も目立った鳥の姿はナシ。一体どうしたんだ…。
それでもまるで気配のない中かろうじてヤブサメの姿を発見。
ヤブサメのオス


シリシリシリ…とムシのような声を静かな園内に響かせていました。ヤブサメのさえずりはかなり高い音で、高齢者では聞こえないひともいるとか。さすがに自分はまだ大丈夫でしたがいつの日か初夏の林内からヤブサメのさえずりが消える日が来ると思うとちょっと怖いですね。
ヤブサメのオス


西岡にはヤブサメくらいしかいなかったしこれはあの鳥を拝むチャンスなのでは…!?と森林を研究してそうな場所へ。最初に見つけたときは曇り空の空抜けで証拠写真程度のものしか撮れませんでしたが飛び立った先を探すと低木に留まっているのを発見。やっとまともに撮れた!イカル!
イカル


しかしじっくり撮るヒマもなく飛ばれ、再びイカルを探していると青葉の中でさえずっている1羽を見つけました。ウワサには聞いてましたがすげーいい声で鳴きますね。ちょっとオオルリっぽい。
イカル


しばらくさえずっているのを観察しつつ撮影しているとまた先ほどの低木の周辺へ。
細かい枝をかいくぐりつつどうにか撮影。
イカル


枝の上であたりの様子を確認していたのでこちらもじっと様子見。
そのまま少し待っていると地上へ降りてきました。
イカル


奥にはもう一羽の姿もあります。
この時の群れは全部で10羽いないくらいの群れでした。
イカル


毎回ここへ降りてくるのはどうやら好物の種があるからみたいです。
やたら食べこぼしてますけど…。
イカル


最も特徴的なのはバナナのような黄色いくちばし。暗い背景だとその鮮やかさがより引き立ちます。
イカル


1羽を撮っているともう1羽もすぐそばへやってきました。
ちょうどいい位置関係で両方にピンが来ていい感じ。
イカル


時には枯れ葉をくわえたりも。種といっしょにくわえちゃったのかな。
イカル


地上をぴょんぴょん跳ね回って種を探していました。
ヒタキ科の鳥のように降りては飛び立つ、という採餌の仕方ではないので撮る側にもやさしい。
イカル


首を傾げつつ食べる。羽の配色パターンがなんかカササギを連想させます。
イカル


と、イカルの撮影をしていると近くでオオルリとキビタキを見たという情報が。マジっすか!?と自分もついていってみるとすぐ目の前にオオルリのメスが飛んできました。うおーやっと見れた!オオルリ!メスだけど!でも嬉しい!
オオルリのメス


少し離れた場所ではキビタキもいました。しかもオス!こちらもようやく拝めた…。
キビタキのオス


しばらく付近を飛び回っていました…が警戒心がやけに強い。すぐに笹薮の奥へ引っ込んでしまいます。注意していないと見失ってしまうような状況の中どうにか数枚載せられるレベルのものが撮れました。
キビタキのオス


喉元から胸が見えるアングルでも。うーんやっぱりキレイ。褐色の羽毛もないので2年目以降のコと思われます。キビタキの方は距離がありましたが、この年初めて見るオオルリとキビタキにテンションが上がったひとときでした。
キビタキのオス


あとはひたすらイカルの撮影に没頭。
イカルは今まで撮ったことがなかったホントに初見の鳥というのもあり夢中で撮っていました。
イカル


これまでもイカルが飛来する時期にここへは足を運んだこともあったのですが、その時はオスのオオルリがいてそっちばかり撮っていたんですよね。オオルリ以外にも5月初旬は様々な夏鳥が飛来してなかなかイカルに割く時間がなく…。この年のように夏鳥がまだ少ない時期にもイカルは例年通り飛来してくれていたのでやっとこうしてイカルの撮影ができました。
イカル


しばらく地上で採餌しては木の上へ飛び上がり休息、そして一度低木へ降り様子見してから再び地上採餌…という行動パターンなので枝の上に留まっているところを撮るチャンスも何度かありました。ただ降りる低木の枝ぶりが少々煩雑なのがネックでしたね。
イカル


休息に使う木も他の鳥と同じくマツの木なので基本どこにいるかわかりません。
この時はたまたまモロ見えな位置にいました。
イカル


イカルはアトリ科の中でもシメとかなりカオつきが似ています。喩えるならドラクエで言うならスライムに対するスライムベス、MOTHER2で言うならスターマンに対するスーパースターマンのように配色と能力値だけ変えて別モンスターにするレトロゲーの容量節約策のよう。
イカル


ただまあイカルの方が尾羽が長いですし、シメの特徴である初列風切、次列風切先端のミョーなカタチはイカルになかったりと細かいところで違うんですよね。イカルはイカル属でシメはシメ属であって同じ属に分類されていないのもそういう点を考えると納得。
イカル


イカルの名の由来については解説もまちまちで、さえずりがイカルコキー、と聞こえるからというものやその声が怒っているように聞こえるからといった声に関するもののほか、太く短いくちばしが稜線を描いていることから稜起角(イカルカド)と命名されたというものもありハッキリしません。自分はくちばしの形状由来のものが一番それっぽいかなとは思います。ちなみに名前を聞いてつい連想する奈良の斑鳩という地名はこのイカルが群居していたことから付いたとのこと。イカルが先なんですね。
イカル


警戒心の方はそこまで強くなく、しゃがんでじっとしていればそれなりの大きさで撮れるくらいには近くに降りてきてくれました。採餌に夢中のようでしたし、小群で行動していた分単独でいるよりは安心できていたのかも。
イカル


群れの密度がちょっと高まる場面も。これくらい密集してくれると見てて楽しい一方でどのコにピントを合わせたらいいのか迷ってしまいます。
イカル


おっ食べこぼした種が。
群れでいるところも撮れましたし、この時点で15時半過ぎだったためここで帰路につきました。
イカル


すでに16時を回っていましたがまだギリギリ撮影は可能だったので近所の公園へ。
すると地面に大きめの鳥を発見。マミチャジナイだ!
マミチャジナイのオス


発見時の位置関係的にまずは逆光で撮影。
これはいい感じに撮れるパターン。マミチャジナイの輪郭が強調されてます。
マミチャジナイのオス


でもやっぱ順光で撮りたかったので回り込んで再度撮影。
あぁ…いい…。こういう図鑑写真風な1枚がまず欲しかったのでクソ満足。
マミチャジナイのオス


しかも頭部の黒みが強いのでオス。さらに風切羽先端の白斑もないので成鳥です。
マミチャジナイも雌雄の違いが大きくない鳥とはいえやっぱりオスを撮りたかったので嬉しい。
マミチャジナイのオス


このコは右側の眉斑が目の上に短くもう一つあるように見える特徴的なコでした。
うっすらと感じる眉に剃り込みを入れてるマイルドヤンキー感。
マミチャジナイのオス


正面からも。斜めなアングルがしゃれおつ。これは撮る時にカメラが傾いてたとかではなく実際に斜面にいたんですからね!傾いてたらちゃんと整えますからね極力!マミチャジナイがいる場所も背景も斜めな上、そのマミチャジナイの視線も近い角度になっているため1枚の写真として非常にバランスの取れたものになっています。
マミチャジナイのオス


日もほぼ沈みシャッタースピードもかなりギリギリ。
こうしてマミチャジナイがいてくれたため結局この日は17時半過ぎまで撮影を続けていました。
マミチャジナイのオス



次は5月6日の写真。
午前中は雨が降っていましたが午後からは止んでくれたため様子を見に近所の公園へ。雨上がりであまり鳥の気配がありませんでしたが笹薮の中からいきものの気配が。見えるところへ出てくるのをじっと待っていると…うおーコマドリじゃないっすか!曇天な上暗い笹薮の中でシャッタースピードは1/25ともうどうしようもないくらいの低速シャッターになってしまいましたがビシッとこの1枚はブレずに撮れてくれていました。よかった…。
コマドリのメス


このまま笹薮から出てくる一瞬を狙うしかないのか…と思っていたらすぐにハイマツの方へ飛んでくれてとりあえずちょっと安心。まだハイマツの下の方がシャッターチャンスがあるので。
コマドリのメス


数分後に一度明るめの場所に出てきてくれました。
尾羽をピンと上げたコマドリらしいポーズ。
コマドリのメス


さらにより正面寄りの向きに…ってヤバい。ズバピン。手ブレもない。カリッカリに解像してます。
今まで撮ったコマドリの写真の中で一番いい写真なんじゃないかな。
コマドリのメス


このコは色合いが地味めのメスのコマドリでしたがそれでも嬉しい。
コマドリは雌雄を問わず野鳥観察者を惹きつける魅力がありますよね。
コマドリのメス


ハイマツはハイマツで下に伸びる小枝が煩わしかったりもするんですが贅沢なんて言ってられません。いるんだかいないんだかわかんなくなる笹薮の中よりは遥かにマシですし。
コマドリのメス


ちょこちょこハイマツの中で採餌していましたが、その拍子にハイマツの下から出てくることも。
あっなにかくわえてる。…葉っぱ!?ムシといっしょにくわえちゃったのかな。
コマドリのメス


からのふっと周囲を確認。また尾羽を上げています。これは辺りを警戒している時の動作で、明るい場所に出てくるということは外敵から襲われる危険性も高まるためこのようなシチュエーションではよく見られます。上の尾羽を上げている写真も明るいところに出てきた瞬間ですしね。警戒のシーンとはいえ明るいところに出てきてくれたおかげでコマドリ本来の色合いが見られたのは嬉しい出来事でした。しかしこの直後大きな笹薮へ入ってしまったため、もう少し撮っていたかったのですがここで撮影を切り上げることに。
コマドリのメス


なのでまだほかに鳥がいないか探すとまたマミチャジナイを発見。まさかこないだのコ…?
マミチャジナイのオス


低木の下でさかんに採餌しており、時には夕日の日が差すところに出てきたりも。
この見覚えのある右の眉斑は間違いなく前日に見たコですね。
マミチャジナイのオス


飛び上がったと思ったら留まったのはすぐ上の木の枝。
おかげでキレイな新緑をバックにも撮れました。
マミチャジナイのオス


しばらくそこで羽繕いタイムに突入。
比較的警戒心の薄いコのようで、その様子をじっくり観察できました。
マミチャジナイのオス



最後は連休最終日の7日に撮った写真です。
北海道ではちょっと珍しい鳥が来ているというウワサがあったので、場所的にそれっぽい石狩まで久々に行ってきました。この日は普段とは違うルートを通り、途中でノビタキを発見。頭部や羽に褐色の羽毛があるのでおそらく第一回夏羽のコかと思われます。
ノビタキのオス


まだ耕されておらず荒れ地のようになっていた畑ではオオジュリンの姿も。こういう場所でオオジュリンを見ることはあまりないので決して絵面はキレイではありませんが珍しいといえば珍しいシチュエーション。
オオジュリンのオス


目的地へ着くと水辺の対岸にアオサギに混じって一回り小さく白っぽい鳥がいるのを発見。しかしクソ遠かった上に陽炎で証拠写真にもならない写真を量産。悪戦苦闘しているとそこそこ近くまで飛んできてくれました。ようやくちゃんと撮れた!アマサギ!



しばらく撮影しているとさらに近くに飛来。アオサギやシラサギ類であれば絶対に飛んでこないような近距離でもうこちらから近付く必要がないほど。
アマサギ


前述の通り北海道ではあまり見かけることのないアマサギですが、前の年も千歳方面あたりで確認されたりと徐々に飛来情報が増えている気がします。その時は自転車が足の自分は見に行けていなかったのでアマサギを拝むのはこれが初。
アマサギ


すでに夏羽に換羽しているようで、名前の由来になっている亜麻色の羽毛が確認できます。
より鮮やかな婚姻色になるのはもう少し先なのかな。
アマサギ


時折なにかを捕えて食べていましたが写真を確認するとクモや昆虫類が主だったようです。こういう枯れ草がある場所はムシたちの隠れ場所になっているのでそれを狙ってやってきたんでしょうね。
アマサギ


普段見慣れているアオサギよりも小柄で色合いも美しいためか他のサギ類とはちょっと受けるイメージが違います。なんか品があって怪物っぽさが薄いよね。
アマサギ


ただでさえ近かったのに観察と撮影を続けているとドンドンこちらに近付いてきます。もう近すぎてフレーミングに困るレベルなんですけど!こちらの動きも最小限にして驚かせることがないように努めます。ていうか足めっちゃキレイ。アマサギは足までキレイなんか…。
アマサギ


枯れ草が平らに均されてる場所に来てくれたため画的にずいぶんスッキリと撮れました。
目にも光が入ってるしこれがこの日一番のアマサギ写真なんじゃないかな。
アマサギ


直後にもふもふ状態になったりも。採餌に夢中な瞬間でもないですしかなりの近距離だというのに。ひとは危害を加えないものと認知してくれていたんでしょうか。
アマサギ


生え始めた飾り羽も確認できました。ちょうど正午を回った頃でしたし、この後奥の方へ飛んでいったためアマサギ撮影はここで終了し帰ることに。
アマサギ


まだ時間もあったので近所の公園へ行ってみるとツィーとツグミ類の地鳴きが。おっまたマミチャジナイがいる!同じオス成鳥ですがこの眉斑の感じは前の日までいたコとはまた別のコですね。風切羽がやけに摩耗していますが大丈夫なんでしょうか。
マミチャジナイのオス


それからはしばらくシャッターを切ることはありませんでしたが、夕方になるとマミチャジナイが採餌しに降りてきました。あれこの眉斑…こないだのコじゃん。もう3日目になるのでなかなかの長逗留ですね。
マミチャジナイのオス


さらに昼に見かけたもう1羽も地上で採餌中。
付かず離れずの距離で落ち葉をひっくり返していました。
マミチャジナイのオス


こちらのマミチャジナイはアタマの羽毛がほんのりと逆立って山なりになっているのも特徴。
どちらも相手にはない個性を持っています。
マミチャジナイのオス


枯れ葉の中でもっふり。かわいい。
マミチャジナイのオス


右奥には眉斑が特徴的なコの姿も。
連休最終日もマミチャジナイに夢中になってしまいついつい遅くまで撮影してしまっていました。
マミチャジナイのオス


連休後半の3日間はたくさん撮ったイカルのほか、オオルリにキビタキ、メジロやウグイス、ヤブサメのほかマミチャジナイにコマドリにアマサギ…とたくさんの夏鳥との出遭いがありました。中でもイカルはようやくこの年ちゃんと撮ることができたので深く印象に残っています。他の鳥と違ってイカルだけやけに局所的に見られる傾向にあるのはイカルが好む種子を付ける植物が市内近郊にはあまり自生していないからなんですかね。逆に言えば植物にも詳しくなればイカルが多く飛来する場所もざっくりと予測できるハズ…なのでまずは何の種を食べてたのか調べてみるとよりイカルとの遭遇率が増すのかも。シメと同じくカエデ系の種子を好むのは知っていますが5月にもなればそのシメに食べられてるのかはたまたおいしい時期ではないのか全然来ているところは見てませんし季節と併せて調べるのも重要そうです。
アマサギも予想が的中し石狩で観察することができましたが、あの警戒心のなさには驚くばかりです。アオサギだったら50メートルくらい離れてても飛んでいってしまう個体もいるというのに…。ネットを見てると本州ではコサギやアオサギがにんげんの間近まで来る光景が見られるとの書き込みがあったりするので人馴れしていれば同じサギのなかまであっても近くまで寄ってくるようですし、あのアマサギも越冬地でメンタルを鍛えられたコだったのかもしれませんね。
さて次回は去年の春の渡りで最も衝撃的だった鳥との遭遇回!個人的にはアマサギ以上!なるべく早めに更新しますんで!

写真 | 23:05:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
脇役だらけの連休序盤
5月もすでに折り返し、お祭り状態だった渡りのシーズンも次第に落ち着きを見せ始めました。とりあえず今月中に見ておきたい鳥は見ておけたしあとはのんびり散策するか~なんて思っていたら珍しい鳥がやってきたり、今年は来ないのかな~と気になっていた鳥が例年よりちょっと遅れてやってきたりとまだまだ油断はできませんね。今日は後者の方のちょっと遅れてやってきた鳥の撮影に行ってきたのですが、昨日の雨模様の中一瞬の止み間を見計らって出掛け、昨日のうちにその鳥が到着しているのを確認できていたおかげでスムーズに撮影に移れました。たとえ雨の日であってもそうしてチラッと見ておくだけでも後の観察、撮影に大きく影響が出るのでめんどくさがらずに雨の日でも行ってみるものですね。午後からの強風のためかその鳥もぱったり飛んでこなくなったりもしましたが、一方でこうしてその分記事作成の時間と余力を確保できたのでどうにか今週も更新できそうです。
今回の記事はついに突入ゴールデンウィーク編!まあ去年のなんですけどね!5月の3、4日と近所の公園などへ行ってきました。


ではまず3日の写真から。
最初に見つけたのは草地に降りたシロハラでした。雨覆先端に白斑があるので第一回夏羽ですね。
シロハラのメス


ピキュンピキュンと鳴き声が聞こえてきたと思ったら10羽前後の鳥が遠くの枝に留まるのが見えたので急いで向かってみると…これは…おぉイスカ!?胸に縦班のあるこのコは幼鳥です。
イスカの幼鳥


そのままアカマツの木に飛んでいったので赤いオスがいないか探していると早速発見。
松ぼっくりの隙間にくちばしと舌をねじ込み種を食べてる最中のようです。
イスカのオス


こちらは赤みと黄色みが半々くらいのコ。
イスカのオスは体色に様々なバリエーションがあるのも面白いところですね。
イスカのオス


尾羽を広げリラックスしているところも撮れました。野鳥は表情らしい表情があまりないイメージですがなかなかに気持ちのよさそうなカオをしています。
イスカのオス


オレンジ色っぽいコも松ぼっくりをがっしりと掴んでいます。イスカは松ぼっくりが大好物の野鳥で、松かさの隙間の種を食べやすいようにくちばしが交差するよう進化してしまうほど。レンジャクといえばナナカマド、みたいな感じでイスカといえば松ぼっくりを連想してしまうほど強い結びつきのある関係です。
イスカのオス


イスカの群れに混じってシメの姿もありました。羽毛だけ見るとわかりにくいですが、くちばしが鉛色になっているので夏羽に換羽していることがわかります。
シメのオス


採餌の小休止に赤いオスがシラカバの枝に留まりました。
空がバックなのでくちばしが交差してるのもわかりやすいかなと。
イスカのオス


普段は基本マツの中なので開けたところで撮れる貴重な瞬間。
その分構図がシンプルになったので若葉を前ボケで入れてみたりも。
イスカのオス


さらに微調整して画面内の枝ぶりを整理。
陽の光を浴びる若葉がキレイですね。イスカの赤色と補色になっていてより映えます。
イスカのオス


シメだけでなくマヒワも混じって採餌していました。
このくらい松かさが開いていればマヒワでも種を取り出せそうですね。
マヒワのオス


正午を回ってもイスカの撮影を続けていましたが、ほぼ南中の時間帯で太陽高度がかなり高くトップライト気味になりコントラストが強すぎる事態になったためここでイスカの撮影は切り上げることに。ここのアカマツは樹高が高く見上げるような位置関係での撮影になりがちなためそれが顕著だったというのも理由のひとつです。
イスカのオス


ヅィーとツグミ類の地鳴きが聞こえたため待っているとシロハラが地面に降りてきました。
朝見かけた第一回夏羽のコですね。そしてその先にはプリプリとしたおいしそうなミミズが。
シロハラのメス


はいごちそうさまでした。秋に見られる第一回冬羽の頃とは違い第一回夏羽のときは個体差はあれど雌雄の差が少し出始めているハズなのでカオつき的にたぶんこのコはメス…なんじゃないかなと。
シロハラのメス


そのまましばらく辺りをウロウロ。胸に縦班がありますがこれは別に幼羽というわけではなくたまにこういう個体がいるのだとか。ただ調べてみると確かに成鳥であってもこうした縦斑がある個体の写真は出てきますが濃くなった胸の茶色味でかなり薄まって見えるので、このようにハッキリ確認できるのは若鳥のときくらいなのではないかと思われます。
シロハラのメス


地上に露出した木の根の上にも来ました。基本平坦な地上で見ることが多いのでこういうちょっと盛り上がったところにくるだけでなんかちょっと嬉しい。
シロハラのメス


また降りてきたと思ったら…あれ…?さっきのコじゃない!メスの成鳥だ!
シロハラのメス


色もより濃く、なにより雨覆先端の白斑がありません。
この時点で17時過ぎ…とかなりギリギリの時間でしたが最後の最後に成鳥も見ることができました。
シロハラのメス



以下からは4日に撮った写真。もう5月の4日ということでそろそろオオルリやキビタキが撮りたいなあと西岡の公園まで行ってみることに。その途中豊平川の河川敷でノビタキのメスを発見。
ノビタキのメス


クチには枯れ葉の一部のようなものをくわえています。えっもう巣材集めしてるんすか!?こんなに早かったっけ…。留鳥はこのくらいからでも素材集めをしているところを見たことがありますがノビタキも思いの外早くから営巣の準備をしているんですね。
ノビタキのメス


メスは地味ながらつぶらな瞳が際立ってオスにはないかわいさがありますよね。
ノビタキに限らずヒタキ科のメスは愛らしさという観点ではオス以上に人気がある気がします。
ノビタキのメス


ホオアカも付近で姿を見かけました。こちらもメスですね。
ほかにアオジも見られ、市街地の中の河原にもたくさんの野鳥が来ていることを確認できました。
ホオアカのメス


で、西岡の公園へ行ったんですがびっくりするほど鳥がいない。まるで気配がない。
なのですぐに近所の公園へとんぼ返り。すると地上で松ぼっくりの種を食べているマヒワを発見。
マヒワのメス


イスカもまたアカマツに飛んできていました。マツの葉からカオをひょっこり出しててかわいい。
イスカのオス


時間もまだ8時くらいなので日光もそこまでキツくありません。ただそれでもマツの中のイスカは撮るのに一苦労で、本来の赤色もなかなか出せずムズかしい撮影でした。
イスカのオス


ぶらんとタテ気味になったのでタテの構図で。以下2枚は差分です。
イスカのオス


のけぞるような体勢にも。
イスカはアトリ科の中でも特にこういう姿勢になることが多いような気がします。
イスカのオス


そして振り向くように。ここは背中の赤色がそこそこ出ています。
イスカのオス


日陰にはルリビタキの姿も。
青色のオスにはすでに出遭っていましたが茶色い方は久しぶり。
ルリビタキのオス


シロハラもまた見ることができました。この写真では確認できませんが、前後に撮った写真では雨覆先端の白斑がないのが確認できたのでメスの成鳥のようです。
シロハラのメス


ルリビタキはちょうど活発に動く時間帯だったので写真もそれなりの枚数に。
以下ちょこちょこと載っけていきます。
ルリビタキのオス


このコのカオをよく見てみると、すでに眉斑が出始めていることや喉元の白色部と周囲の褐色部の境が明瞭であることがわかります。なのでまあ去年生まれのオスでしょうね。このくらいオス然としてくれていると判別もしやすいんですが…。
ルリビタキのオス


ぴょこんと生えた双葉といっしょに。尾羽の瑠璃色が目を引きます。
ルリビタキのオス


あえて水平線を傾けてオシャレに。たまにこうしてカメラを傾けて撮ってしまうことがあり、その場合はなるべく水平線を整えてから載せているのですがたまにはこうして角度をつけてみるのも表現手法のひとつになりうるかもしれませんね。
ルリビタキのオス


半逆光気味に。こういう写真しか撮れなかったりすると雌雄の判別は困難を極めそうです。
ルリビタキのオス


木の上に気配を感じたので見上げるとまたもシロハラが。
メスの成鳥なので先ほどのと同個体のようです。
ルリビタキのオス


ていうか晴れの日の日陰って露出の調整が地味にムズかしいですね。
いつも以上に気を使って撮影しないと整理の時に大変そう。
ルリビタキのオス


カメラ位置をギリギリまで下げて撮影。手前の草がうまく前ボケで入りました。
ルリビタキのオス


その振り向き差分。このアングルの撮影ではあんまり下げすぎると自分の胸などが草まみれの土まみれになったり、草の丈が伸びる頃にはかえって煩雑になることがあるので状況を見て行っています。
ルリビタキのオス


このコは脇のオレンジ色が少し狭め。なのでここだけ見るとメスっぽくもあるんですがオスでも狭かったりメスでも広かったりと個体差も大きく、アングルやルリビタキ自身の翼の上げ下げの具合でも変わって見えるらしいのでやはり他の部位と併せて総合的に判断したほうがよさそう。
ルリビタキのオス


うーんなかなかいい感じに様になる向きになってくれてます。
眉斑も比較的ハッキリわかるしこれがこの日一番のルリビタキ写真でしょうか。
ルリビタキのオス


シロハラのメスも再び地上へ…っていやもう誰なんだよ状態。日差しが強いとこういう事態も時として起こるので一長一短。いやそりゃ晴れてたほうがいいこと多いし十長一短くらいかな。
シロハラのメス


再びイスカの所へ向かうと赤いオスがいいところにいるのを発見。
ところどころ黄色みも混じっています。
イスカのオス


マツの葉の間から抜けるところを探して撮影。
手前と奥の葉が逆光でキラキラしていてやけにきらびやかな画に。
イスカのオス


前日のようにシラカバの枝で小休止しているところも撮れました。
今度は葉の密度が高くてより鮮やか。
イスカのオス


こちらは多少の赤みはあれどほぼ全身黄色いオス。
よく抜けた背景と逆光で生まれた光の円がめちゃキレイ。
イスカのオス


撮影当時はこのコをメスだと思って撮っていたんですがこれはオスですね。ていうか黄色い=メスという認識でしたし黄色いオスもいると知ったのは今年に入ってからでした。ついでに言うなら赤と黄色のまだら模様のオスはてっきり若い個体なのかと…。どうやらオスの体色の違いは換羽中に摂る食物の違いによるというのが一つの説としてあるようで、Aという食物ばかり食べていれば赤色、Bという食物ばかり食べていれば黄色、AB両方食べていればオレンジやまだら模様になる…という考えなんだとか。ただこれもあくまでひとつの説なのでホントの要因は詳しくわかっていないそうです。
イスカのオス


体勢的にここはタテで。上の2枚より赤い羽毛が確認しやすいかなと。ちなみにメスはもっと地味ですし、頭部にはオスにはない黒褐色の斑があるのでそこも確認しておくのが確実かと思われます。
イスカのオス


アカマツの枝で休んでいるところも。
大体枝被りか葉被りになるので地味に貴重な場所かも。
イスカのオス


ルリビタキの方へ戻ってみると岩の上に留まってくれました。
こういう瞬間はやっぱり撮っておきたいところです。
ルリビタキのオス


振り向き差分も載っけときます。どちらもボツにできなかったので…。
ルリビタキのオス


からのただの地面。手前に落ちてる松ぼっくりがいい味を出しています。
ルリビタキのオス


木の根の上にいるのも発見。
日差しのあるところへはなかなか出てこないのでそういうイミではレアなシチュエーション。
ルリビタキのオス


シロハラのメスもまた降りてきてくれました。
さっきはヒドい照らされ方をしてましたが今度はマトモでちょっと安心。
シロハラのメス


そしてここでさらにもう1羽ツグミ類が降りてきたのを発見。
あれは…またシロハラだ!でも今度はオスの成鳥じゃん!
シロハラのオス


オスの成鳥はロクに撮ってきていなかったのでこの辺はちょっとテンション上がりながら撮影してます。なんだか光加減がやけにムーディーな感じに。
シロハラのオス


図鑑写真風な1枚も撮れました。
うーん嬉しい。オス成鳥のこういう写真も撮っておきたかったんですよね。
シロハラのオス


シロハラの雌雄の違いはカオに出ます。頭部が全体的に灰色っぽく、喉元の白色部が胸まで達さなかったりそもそもほとんど見られないのがオス。やはり他の野鳥の例に漏れず色の濃い方がオスということになります。
シロハラのオス


やっぱりオスの方が色のメリハリがあってカッコいいですね。
なんか奥で日光がビシっと差し込んでるのもあって余計にそう見えます。
シロハラのオス


さらに光が差し込んでいるところにやってきたのはまたもシロハラ。しかし雨覆先端に白色部があるのを発見。…ということは3羽目のシロハラ!?すげーなんかいっぱいいるぞ!
シロハラのオス


これまでに現れた第一回夏羽の若いシロハラとは違い、このシロハラは頭部がやけに灰色っぽい。
なのでオスと思われます。
シロハラのオス


雨覆先端の白斑があまり目立たないのもこのコの特徴。成鳥でも白斑がある個体もいるとのことなのでそちらの可能性も考えましたが、その場合は羽軸には達さず羽縁にあるのみとあったのでやはり若い個体なんじゃないかなあと。
シロハラのオス


喉元の白色部も真ん中あたりが灰色っぽくなってきていますね。
これからもっと白色の部分が減ってオスらしくなっていくのかな。
シロハラのオス


なかまがいっぱいで安心するのかメスの成鳥も長時間地上で採餌していました。
こうして比較すると上の写真のシロハラのカオの濃さがわかりやすいのではないでしょうか。
シロハラのメス


さらに新たな野鳥を求めて午後からは豊平の公園へ。
到着するとチリリリーと聞き覚えのある声が聞こえたので探すとヒレンジャクを発見。
ヒレンジャクのオス


上の写真ではわかりづらいですが喉元の黒色部の境がハッキリしており、尾羽先端の赤色が広いのでオスですね。冬によく見るレンジャクのなかまはこうして渡りのシーズンの5月にも北へ帰る途中の群れを見かけることがあります。
ヒレンジャクのオス


冠羽をめっちゃ逆立てる場面も。ぜんぜん違う印象になりますね。
ヒレンジャクのオス


コムクドリも同じ木に来ていました。柔らかい若葉を食べてるのかな。
コムクドリのオス


正面気味に。赤茶色のほっぺがかわいいんですがけっこうきかない鳥なんですよね…。
コムクドリのオス


コムクドリはオスでも白を基調とした体色で性的二型が明瞭な小鳥の中でもちょっと特徴的。
強キャラっぽいよね。ヨッシーストーリーの白ヨッシー的な。
コムクドリのオス


オスばかり撮っていたのは羽の金属光沢を撮りたかったため。
これが一番光沢が出てるんですけどちょっと体勢と背景が惜しいかな。
コムクドリのオス


メスは帰り際に一応撮っとくかくらいの気持ちで撮ってしまっていました。今思うとなんかちょっと申し訳ない。コムクドリのメスもヒタキ科のメスと同じようにシンプルなカオつきでかわいいんですけどね。ついつい二の次三の次になりがちで…。
コムクドリのメス


待ちに待ったゴールデンウィークの探鳥でしたが、残念ながら目的のオオルリやキビタキは見ることができずイスカやシロハラ、第一回夏羽のルリビタキのオス…と印象だけで言ってしまえば少し地味めな鳥たちがメインの記事となりました。ただ去年イスカをこれだけ観察できたのって実はスゴい贅沢なことなんですよね。同じ時期に何箇所かで発見報告はありましたが、ここまでの群れが飛んできていたところは他に知りませんし。さらに前の年の2016年はオスを全然ロクに撮れなかったので、赤いオスや黄色みの強いオスなどをたくさん撮ることができてその悔しさを存分に晴らすことができました。
シロハラに関してもあんまり実感が湧きませんが北海道野鳥図鑑に載っている普通に日本に渡来するツグミ類の中では唯一の星3つの鳥ですからね。それくらい本来は出遭うことがちょっとムズかしい鳥を1日に2羽も3羽も見られたんですからその上オオルリやキビタキもいっしょに、なんてよくよく考えてみれば求めすぎだったんですよ!それに自分ツグミ類大好きにんげんなのでこれだけのシロハラを短期間で見られたのはまさに至福のひとときでした。
…ってなんかイスカとシロハラを精一杯フォローしてるみたいな感じになっちゃってますけどホントに見られて嬉しかったですしテンション上がって夢中で撮ってますからね!そもそも彼らが飛んでこなければ物足りないことこの上ない休日になってたでしょうし。ていうか振り返って見てみるとこの2種のほかにもマヒワやヒレンジャクなどまだまだ冬鳥が多めでしたね。鳥たちの渡りも少し後ろにずれ込んでいたのかも。さて次回もまだまだ続くゴールデンウィーク編!去年のですけど!いやホントすんません!

写真 | 23:16:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
名に色を冠す面々の移ろい
ゴールデンウィーク後半もついに終了!楽しい時間はあっという間ですね!残念ながらスッキリしない天気の日が多かったとはいえ、予報の割には晴れ間があったりと思っていたほどヒドい空模様でなかったのが不幸中の幸いでしょうか。自分も雨の日でも止み間を縫うように4日間フルで出掛けましたが、どうにかギリギリ目標は達成できたのでベストは尽くせたんじゃないかなと。今日なんかは途中で降られてクツもズボンもなにもかも濡らしながらの散策だったんですけどね!しかも明日からは晴れるというね!誰っすか札幌の雨男は!勘弁してくださいよ!まあでも午後から家にいたおかげでこうしてすぐ記事もできあがったのでそこは少し助かったかな!ということにしとこう!
今回の記事では去年の4月中旬以降に公園で出遭った鳥たちをまるっと掲載!石狩通いを終えてからの4月は合間合間にチマチマとしか撮っておらず、一日一日の撮影枚数が少ないので全てここでひとまとめにしておこうと思います。


ではまず4月の15日から!去年のですからね!
近所の公園へ足を運ぶとモズのメスを発見。しかし遠い。
モズのメス


オスもいました…がやはり強めの警戒心。
メスは撮っていなくとも何度か見かけたのですがオスはこの一度のみしか見付けられませんでした。
モズのオス



続いて23日の写真です。
あいにくの曇天の中再び近所の公園を散策していると日陰の中を採餌して回るアトリのオスを発見。
かなり夏羽への換羽が進んでいますね。
アトリのオス


さらにルリビタキのオスも見ることができました。風切羽が褐色なので3年目くらいでしょうか。この日の大きな失敗は前の年は5月に入っても青いオスを見ることができていたため「まあこんな曇り空の日に撮らなくてもまたチャンスがあるよね…」とロクに写真を撮らなかったこと。いやーなんてもったいないことをしたんでしょう。今の自分では考えられない。楽観的すぎる。そしてこのままこの公園では青いオスを見ることのないまま春が過ぎ去っていきましたとさ。
ルリビタキのオス



さーどんどんいきましょうお次は24日に円山で撮った写真!
この日は月曜なんですが早起きしてかなり限られた時間の中での野鳥観察を敢行。するとここでもルリビタキのオスを発見。しかも風切羽も真っ青な完全換羽した4年目以降の成熟個体です。ここまで青みの深い個体を見るのは2度目ですがもうめちゃくちゃキレイ。
ルリビタキのオス


ルリビタキの寿命は4年と言われており、これに即して考えると無事に風切羽が青くなるくらいの年齢まで達してもその年には死んでしまうことになるんですからなんとも切ない。そもそも青くなる3年目まで生き抜くこと自体大変だというのに…。ただこの4年という数字はネット上に散見されるのみな上根拠となる調査内容や文献の記載もないので参考程度にとどめておいたほうがよさそう。まあもし10年くらいとかだったら青いオスはもっと見かけていてもいいはずですし、体の小さな鳥ということを考えてもそこまで大きくハズしてはいなさそうですけども。
ルリビタキのオス


一度目の前の枝に飛んできました…がちょっと警戒させちゃってますね。こういう写真から鳥の緊張が伝わってくるのは載せるのに迷うんですけど一応載せときます。そしてここでタイムアップ。無念。必死に自転車を漕ぎなんとか遅刻せずに済みました。
ルリビタキのオス



最後は4月29日に近所の公園で撮った写真。
落ち葉の上をもぞもぞと動くなにかを見つけ確認すると…カシラダカだ!
カシラダカのメス


カシラダカは白黒の頭部のオスの夏羽以外は識別がなかなか大変なんですが…4月後半という時期的に冬羽の特徴を強く残していることは考えづらいですしメスの夏羽かと思われます。
カシラダカのメス


日陰に差した一条の光の中に来てくれました。これだけでなんか神々しい。
カシラダカのメス


さらにふっと大きめの鳥が降りてくるのを確認。あれは…おークロツグミ!しかもオス!
ただツグミ類に言えることなんですけどこちらの動きに敏感ですぐに飛ばれてしまいました。
クロツグミのオス


堆積した落ち葉の中にはシロハラの姿も。
この写真ではわかりづらいですが雨覆先端が白いので去年生まれの第一回夏羽のコですね。
シロハラ


付近ではツグミも一緒に行動していました。同じ冬鳥同士だからかな。
このコも第一回夏羽の個体。その名の通り、渡去直前とあって口をつぐんで採餌していました。
ツグミ


さらにアカハラのオスも発見。このコは雨覆先端が白くないので成鳥です。オスの成鳥は初見だったのでちょっとテンションが上がりました。これでツグミ類はこの場に4種もいることに。すごい。
アカハラのオス


クロツグミを再度発見するもやはりちょっと遠め。
アカハラと同じくらい見られて嬉しい鳥だったんですけど…。
クロツグミのオス


やっとそれなりの距離で撮れたのは葉被りの中マツの中で休んでいるところ。うーん惜しい。せめてカオに被っていなければ…。あっ雨覆先端が白い。ということはこのコも第一回夏羽。
クロツグミのオス


てな感じでなかなかいい距離感で撮れず苦戦続きでしたが、シロハラが採餌に夢中だったのでこっそり近付いて撮影。よし飛ばれない!やっといい感じの1枚が撮れました。
シロハラ


そのすぐ近くに別の鳥もいるのに気が付き確認すると…うわーっクロジだ!先ほどのカシラダカのようにちょうど光が差した場所にいたことや、ぴょこぴょこ芽吹いた双葉が雰囲気を作っていてなんだか神秘的な画に。
クロジのオス


というわけですぐさまクロジの撮影に切り替え。まさかこの公園で見ることになろうとは…。
このコもまだ黒みが薄いのでシロハラやクロツグミらと同じく第一回夏羽です。
クロジのオス


松ぼっくりを目当てにマヒワも飛んできていました。
マヒワも冬鳥ですが5月アタマくらいまではまだあちこちで見られます。
マヒワのオス


上はオスでこちらはメス。ていうかこないだのベニヒワもそうなんですがあんまマヒワもベニヒワも松ぼっくりの種を好んで食べてる印象がないんですがどちらも基本冬に見てるからかな。雪がとけて松かさが開いてからは案外進んで食べに来てるのかも。
マヒワのメス


マツの先端に留まったのでタテの画で。背景のボケ味もいい感じ。マヒワは渡来数も多くそのシーズンに初めて見た時くらいしかカメラを向けられない鳥というイメージが強いですが、オスのレモンイエローは鮮やかですしシチュエーションがよければ春でもしっかり魅力的な瞬間を見逃さず撮っておきたいところです。
マヒワのオス


クロツグミもまた下に降りてきてくれました。このアングルからだと喉元から胸にかけてが真っ黒でなくまだら模様になっているのが見て取れるかなと。この点からも若い個体であるのがわかります。
クロツグミのオス


新緑の中ちょこちょこ移動していたのはセンダイムシクイ。目では注意して見ないとその存在に気付かないことも多かったりしますが、ほかの夏鳥たちに負けない大きなさえずりで公園の賑やかさに一役買っていました。
センダイムシクイ


マツの中では今度はアカハラが休憩中。暗いマツの中でもこのくらい抜けた場所だと胸の橙色で遠目からでもその存在がわかってしまっていました。
アカハラのオス


しばらくすると採餌のために地上へ。
こういうアングルはピントを持ってくるのがちょっとムズかしいんですけどなんとかなってますね。
アカハラのオス


先ほどシロハラやクロジがいた場所にもやってきました。なんだろ…ムシがたくさんいるのかな。
アカハラのオス


芋虫を捕まえた瞬間。以下2枚は細かな差分を載っけようかなと。
アカハラのオス


振り返り差分。ちょっとカオつきの印象が変わって見えます。
アカハラのオス


芋虫なし差分。初見だったアカハラのオス成鳥をこうしてうまく背景をぼかして撮れたのはけっこう嬉しい。斜面での地上採餌は背景処理もしやすくて狙い目かもしれませんね。
アカハラのオス


4度の公園通いを合計しても30枚ほど、といつもより少なめとなった今回の記事ですが、以前も何度か述べたように本来はこれくらいのボリュームが自分の中でも理想だったんで久しぶりにほどほどに読みやすい記事となったのではないかと思います。ここまでで4月分とキリもいいですし、5月分もねじ込んでしまうとまた多くなりすぎてしまいますしね。
モズを見た日は2度ヤマシギも見てはいたんですがどちらも気付いた時には飛んでいるというパターン。飛んですぐ降りるというわけでもなかったですし、ヤマシギの撮影ってかなり運がよくないとできないような…。でもとりあえず春にも立ち寄ることがわかってちょっと嬉しくなりました。
ルリビタキに関しては他の場所でも成熟個体が確認されたりはするも滞在日数は一日ポッキリという事例が多く、2つのイミでルリビタキのレアリティが上がっていたシーズンだったように思います。ここで考えられるのは2017年の春の札幌近郊は早々に繁殖地へ向かいたい熟練のオスたちの渡りのルートになっていた…というのが個人的見解ですがモチロン定かではありません。
下旬にはたくさんのツグミ類が見られ、同時にクロジまで現れるというこれからの渡りのシーズンに向けて幸先のよい事態となりました。それぞれ細かいところまで見ていくと第一回夏羽の若い個体が多かったのも印象的でしたね。初めての春の渡りでせっかくこの公園へ立ち寄ってくれたのですから、これから先も毎年のように羽を休めに来てほしいものです。

写真 | 23:55:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
次のページ

FC2Ad